気付けば12月となりました。もうすぐ今年も終わりですね。
二年間、コロナウイルスに振り回されてきましたが、この年末は穏やかに過ごしたいものです。
皆さんこんにちは。出身は新潟、でも寒いのはキライ、でも雪はダイスキ♪
・・・取り扱いの難しい人間、佐藤です。
この時期は寒いですが、その分空気は澄んでいます。
つい最近も、月食(Lunar eclipse エクリプスがすでにカッコいい)という天体イベントがありましたが、小学校低学年の時の夢が天文学者だった私から、少し冬の空の話をば。
冬の空を見上げて、まず目につくのは『オリオン座』でしょう。横に並ぶ3つの星、さらに向かって左上(右肩)に赤色のベテルギウス、右下に青白色のリゲルという2つの一等星を持つ星座です。
↑数年前に撮影したオリオン座。見えますか?
星座って撮るのが大変なんですよ・・・
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それもそのハズ。地球から星を見ると一日で空を一周(=360°)します。(地球の自転ですね)
従って、
1時間で360°/24h=15°
1分間で15°/60min=0.25°
も移動してしまうのです!夜空は暗いので30秒位シャッターを開いているとその間に0.125°のズレ
これはもはや致・命・的!!!!!
あぁ、赤道儀と天体望遠鏡が欲しい・・・・
———————————–キリトリ———————————–
すみません、少し自分の世界に旅立っていたようです(´·ω·`)
さらにベテルギウスは、『おおいぬ座』のシリウス、『こいぬ座』のプロキオンという一等星で『冬の大三角形』を作ります。
一等星を探せば、『おうし座』のアルデバラン、『ふたご座』のポルックス(カストルはα星だが2等星)、『ぎょしゃ座』のカペラと多くの星が見つかります。東京では17個の一等星をみることができるそうなので、7つも見ることができる冬は、空を見上げるにはもってこいですね。
新潟の冬は晴れないので、少し空を見上げてみようと思っています。
現在、ο(オミクロン)株というコロナウイルスが流行しつつあります。ギリシャ文字を使い終わったら、次は全天にある88星座がその名前に使われるそうです。
ぜひウイルスの名前に星座が使われないよう、終息してくれることを祈るばかりです。
(コロナウイルス サジタリウス株とかになったら、黄金聖闘士を知らない私でも強そうと思ってしまう。そんな私は射手座デス。)
私たちも常に感染対策を行い、皆様のご来院をお待ちしております。