ワクチンって結局なんなん?
今年もなんだかんだでもう直ぐ終わろうとしてます。気温もグッと下がり、朝が辛くなってきましたねぇ。
さて、最近はワクチンワクチンと騒がれ、文字を眺めているうちにゲシュタルト崩壊してきそうですが、結局なんなの?色々あるけどどう違うの?というわけでなんとなく勉強してみました事を書いてみます。
【ワクチンは大きく分けて二つ】
ワクチンは大きく分けて2種類、
ウイルスベクターワクチンと、
核酸ワクチン
があります。
1.ウイルスベクターワクチン
毒を優しくしたウイルスを用いて、コロナウイルスと同じスパイク(トゲみたいなタンパク質)と呼ばれるものを体に発現させて、体内に抗体を作る方法です。
そうすると、身体の中にウイルスが侵入したぁああ!と誤解して、体が反応することで、細胞が抗体を作ります。
実際のウイルスが入っちゃった時、抗体がウイルスを捕まえてくれます。
ベクターは「運び屋」という意味。ウイルスを運び込んで、いざ本物の敵が入ってきた時に対応できるようにするんですね。
コロナウイルスの場合はアデノウィルスと呼ばれる、よく子供とかがかかる風邪みたいなウイルスを使ってるそうで、イギリスのアストラゼネカや、オックスフォード大学が、このウイルスベクターのワクチンを作っています。
メリットとしては非常に強力なので、抗体価が出やすく、ワクチンとして効果大!
デメリットとしては副作用が心配です。コロナの場合、アデノウィルスを使ってるので、風邪みたいな症状や、肝機能障害が起こる可能性があるみたいです。また、アデノウィルスの抗体を持ってる人には効果がないそうです。
他にも、一回投与すると2度目できなかったり、どれくらい効果続くかがポイントになりそうですね。
2.核酸ワクチン
核酸ワクチンは、DNAワクチンとm RNAワクチンに分類されます。
いずれも2度、投与が必要になります。
m RNAを使ったワクチンは、アメリカのファイザー社、モデルナ社が作ってます。
メリットは、抗原の発現効率がよいところ。抗原を作りやすいってところです。
デメリットは、根拠が微妙な所や、マイナス70度でしか保存できなかったり、高いコストがかかる為、大量生産が難しい所です。
DNAワクチンのメリット
プラスミドDNAというベクターを使う為、めちゃ安全、といわれています。大阪大学が研究しています。大腸菌を使って作られる。比較的安全に、大量に作れる、と言われてます。
と、いうように、一言でワクチンといえどたくさんの種類のものがあるんですね〜!
核酸については、説明すると少し長くなってしまうのでまた別の機会にお話します!
私個人の話をすると、インフルエンザなどの予防接種でも、スパイクを作られる過程で具合が悪くなるのが激しめに出るため、中々予防接種することに積極的になれません。
そんな方は、「免疫力を高める」という事に注目するとよいかもしれません。
よく食べ、よく寝て、適度な運動、笑顔でいる事で免疫力が高まると言われてます。
糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素はもちろんですが、免疫力を高めてくれるビタミンA.C.Eは積極的にとるようにすると良いです。(私は卵、牛乳、ほうれん草、アーモンドは毎日摂るようにしてます!)
もちろん、手洗いうがいも引き続き気をつけながらも、お肌も大事にしてくださいね!
それでは、よいクリスマスを!
高幡不動 髙橋


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