まもなく四捨五入で40歳を迎え、いろいろと歳を実感。
最近、カラダに変化が現れてきた。もちろん、良い方向に変化しているわけは無い。
まず、夜更かしがつらい。テレビショッピングが見たい気持ちとは裏腹に、うとうと…。
リビングでうなされ起きる。目の前には猫のお尻が…
あきらめも良くなってきた。間に合わない電車は乗らない。「あせっても仕方ない。」なんて、諦めがいいんです。
「…残念ながら、瞬発力、持久力ともに落ちてますな。」なんて、自己診断。
そこで高橋尚子選手のごとく復活を目指し、トレーニングを処方。(クスリで治れば楽なのに…)
さっそく、ジムに行ってはみるものの、孤独な運動が苦手な私は、人の群れている方向へ。
そこにはおば様、奥様方がまるで「○○の大群」のようにマットに横たわっていた。
何やら、大人気の様子。
インストラクターはエキゾチック?アジアンビューティー?…で、日本人?
島国根性の私は日本語一筋ですから、言葉の壁をやや感じつつ、いざスタジオへ。
レッスン開始!
「ニュートラルポジション」?「スクープして。」?…えぇ…?
日本人の先生なのに言葉の壁を感じながらも進んでいく。
「腹横筋を・・」おぉ、「骨盤底筋が…」おぉ、おぉキターーー!
得意分野の言葉に「う~ん、解かる、解かる。」
そうです、今注目の「ピラティス」だったのです。
ピラティスとは深部筋(コア)といわれる、体の芯になる筋をたっぷりと使う筋トレで、スタイルの維持にもってこいの運動とあってセレブに大人気だとか。
筋トレといえば、水泳部出身の私としてはムキッとしていると格好の良い外側の筋肉ばかり意識していた私には45分の深部筋トレは新鮮で、驚きや発見の連続でした。
何に驚いたかって、「タフさ」です。体力では負けるはずは無いと思っていたおば様が軽々と45分こなす中、ストレッチに毛が生えた程度のものとタカをくくっていた私はラスト5分は半泣きでした。
そして、終わってみると大発見!
そうです。コアのトレーニングとは、姿勢を正し腰痛予防に最適なエクササイズなのです。 背筋は伸び、お腹に程よい緊張が。
タマコツで指導している「腹圧トレーニング」はまさに「腹横筋」のトレーニングなのです。
どちらも1度では効果があるわけではありませんが、効いている実感があるのは、やりがいありです。
私を含めマットに横たわる面々は数ヵ月後セレブになっているはず…
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