第32回 行きはよいよい帰りは怖い 大竹先生(JR日野院) - 多摩鍼灸整骨院(タマコツ)

日野市・八王子市の整骨院。鍼灸、カイロプラクティック、スポーツの怪我

第32回 行きはよいよい帰りは怖い 大竹先生(JR日野院)

第32回 行きはよいよい帰りは怖い 大竹先生(JR日野院)

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紅葉のキレイな時期になりました。行楽にもってこいですよね。 秘境の温泉に幻想的な滝、そして大自然の生み出す木々の紅葉!

私は八王子生まれで、それも自宅近くはキャンプ場という紅葉狩りには好条件(?)に恵まれた大自然で育ちました。
少年時代はザリガニ釣りや田んぼでおたまじゃくしを捕まえたり、山に入っては木に登りセミにおしっこをかけられたものです。
毎日、白いブリーフを泥だらけにして遊んでいました。ズボンに穴を空けてパンツ丸見えってこともありました。
この話を患者さんに言うと「先生、年齢詐称してない?」とよく言われちゃいます…。ただ大自然の中で少年時代を過ごしただけなんですけどね…。(悲)
少年時代とはいえ山の中を一日駆け巡り、腹ペコで下山をすると膝はガクガク。 友達と「膝が笑ってるよ!」と大笑いしたものです。
みなさんも山登りをした時、行きは楽なのに下山するときは膝がカクカク笑う
笑うだけならまし、痛みで悲鳴をあげたり…そんな経験があると思います。
そして、体重?年齢?運動不足?なんていろんな考えをめぐらせると思います。
膝に痛みを感じる方の大半は階段の昇降では下りの方がキツイと言われています。

これにはモモの前面にある筋肉「大腿四頭筋」の働きが関係しています。(主に膝を伸ばす働きをする筋肉です。)
一見、上りの方が負担が大きく、疲労も蓄積しやすいように見えますが上りの際、大腿四頭筋は曲げた膝を伸ばす事で身体を持ち上げるわけです。これは筋肉の得意とする縮みながら力を出す運動なのです。
一方、下りではこの逆で大腿四頭筋は引き伸ばされながら力を出します。 筋肉が引き伸ばされることは、通常縮むことで力を発揮することを考えると不自然な状態なのです。腕相撲で劣勢な状態をイメージしていただけると分かりやすいと思います。(負けたことのない力自慢の方には申し訳ありません…。)
引き伸ばされながら力を出すような動作では、筋肉が弱い人は筋細胞が壊れやすくなり出力低下がおこり、膝は不安定感によりガクガクし、笑っちゃうわけです。

また歩行時、膝にかかる力は平らな道では体重の2~3倍、坂道や階段では体重の5~7倍の力がかかると言われています。
と、いうことは仮に60kgの方だと下り坂、階段では約300Kg以上もの負担がかかるわけです。
膝って力持ちなんですよ!かよわい女性の膝でもこれだけのパワーを秘めてるので蹴られないように注意しないと…。

まとめると上りと下りの運動では大腿四頭筋の使い方が違い、下りでは、引き伸ばされながら使われ、さらに体重の5~7倍の負担がかかるため痛め易いんです。

山登りが常に上り坂であればいいんですが、山あり谷あり苦労の先に絶景ポイント(幸福)があるように、谷(下り)はつきもの。

人生と同じですね…。

…行楽シーズンだからこそ体調的にも精神的にも上っていければいいですね!
リフレッシュに丁度よい観光スポット、グルメスポットなどもご意見とともに返信お持ちしてます。(JR日野院 大竹)