第60回 アクティブレスト 九原主宰 - 多摩鍼灸整骨院(タマコツ)

日野市・八王子市の整骨院。鍼灸、カイロプラクティック、スポーツの怪我

第60回 アクティブレスト 九原主宰

第60回 アクティブレスト 九原主宰

最近、院長クラスの勉強会に筋トレを取り入れている。
安定した下半身と素早い動きが必要な上半身を作らないとカイロプラクティック治療のキレが鈍る為です。
翌日、「腕が…肩が…内ももが…!」と筋肉痛で騒いでいるので 「お前達!普段の鍛え方が足りん!!」と、たんかをきったものの自分は三日後の朝、首が回らなくなっていた。

column_60_img01今更、はずかしくて言えないので、なんでもないフリをして我慢で仕事…
さすがに辛かった。年と共に筋肉痛は遅く出るという…。
治療の世界で昔はタマコツでも他の医療機関でもシップを貼って固定、冷やして安静だった。
しかし、近年は今までの常識が覆り「痛くても積極的に動かせ!」に変わりつつある。

スポーツの世界に「アクティブレスト」(=積極的休憩)と言う専門用語があります。スポーツ選手は毎日身体を動かす為、筋肉の疲労を短時間に取ることが大切です。
それには完全に休養・安静よりも積極的に体を動かした方が効率的に筋疲労が取れることが実証されました。
筋肉を使うと乳酸と言う物質が発生します。この物質は軽い運動を行なうことで血流により肝臓に運ばれ処理されます。
しかし体をある程度動かさないと血液が滞り筋肉内に蓄積し、疲れが取れないのです。
アクティブレストの方法としては軽めの有酸素運動とストレッチが基本。
有酸素運動はウォーキング、軽めのジョギング、水泳、自転車など適度に息の上がるものなら何でも結構です。
後はストレッチ。有酸素後がベストですが風呂で温まってからでもOKです。 個人差はありますが有酸素は10~20分、ストレッチは5~10分で疲労回復だけでなく筋肉の質が硬くなりにくい事も報告されています。

誰しも年齢と共に筋肉は弱ります。
何もしなければ力が無くなり硬くなっていきます。しかし同じレベルの筋肉を保つことは可能です。私たちは常に二本足で重力に逆らって暮らしています。
腰痛、膝痛、腕・頭の重さを支える肩・首の痛みの原因も筋力の問題が大きなウエイトを占めています。
運動不足と年齢を重ねることによって落ちてくる筋力を保つ、高齢化に向かう私たちにとって筋力は貯金のようなものです。
最後に言わせていただきたい一言は「筋肉痛を恐がらない!」 今まで眠っていた筋肉細胞が目覚めたときの反応です。
「おはよう三角筋君!」くらいの気持ちで迎え入れて下さい。
とは、言っても確かに痛いもので動かし始めはホント辛いですね。
体がギシギシいっているのがわかります。
巨人の星の大リーグボール養成ギブスはこんなイメージで作られたのでしょうね。