第102回 目の体操 中鶴先生(みなみ野院) - 多摩鍼灸整骨院(タマコツ)

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第102回 目の体操 中鶴先生(みなみ野院)

第102回 目の体操 中鶴先生(みなみ野院)

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今年は読書の秋にしよう!
と、心がけて本を読んでいたのですが、視力が下がってきたこともあって昔よりも目が疲れやすくなってきたように思います。目が疲れてくると首も肩も凝ってきて自然と姿勢も崩れてきてしまい気がつくと猫背に・・・。慌ててキャットレッチをして背中を伸ばしていました。
今回はこの肩こりとも関係が深い「疲れ目」のお話をしていきたいと思います。

「疲れ目」の原因は様々ですが、パソコンやスマートフォンの多用、目の病気、目を使う環境の問題、更には精神的ストレスなどがその代表的なものです。

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「疲れ目」悩んでいる人は、これらの原因の複数を併せ持っていることが多いと言われています。

1、目の使い過ぎ
私たちのからだは使えば必ず疲労するようにできています。例えば、長距離を走った後など足の筋肉痛になりますが、目の疲れも同じ現象です。
目は毛様体筋という筋肉が伸び縮みして水晶体の厚みを調節し、ピントを合わせています。そのため近くを見る時は水晶体を厚くするために毛様体筋に力が入り負担がかかります。
そんな状態が長時間続くと、その毛様体筋が緊張し続けオーバーワークになり「疲れ目」となるのです。

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2、目の病気
ドライアイや白内障など目の病気を患っていると目が疲れます。
特に、ドライアイは近年のパソコン作業の増加などにより多くの人が抱えている疾患です。 また、病気ではないのですが、近視や乱視、老眼が進んでいるのに、きちんとした矯正をせずに、目に合わないメガネやコンタクトレンズをずっと使っていると疲れ目になります。

3、目の環境問題
机や椅子の高さ、姿勢、あるいは照度、明度、温度、湿度、エアコンの風向きなども目の疲れに影響します。住宅建材に含まれている化学物質が「疲れ目」の原因になる場合もあります。

4、精神的ストレス
精神的ストレスが高まると自律神経の働きが乱れ、体のあちこちに悪い影響が出てきます。不眠、疲労感、目の疲れ、肩こり、頭痛など様々な症状が現れます。

このように「疲れ目」になる原因はたくさんあります。 しかし、日々の生活において目を使わないわけにはいきません。
そこで、ここからは首や背中のストレッチと同じように、自分でできる「目の体操」についてお話していきたいと思います。
私たちの身体はどの筋肉も共通のことですが、同じ姿勢を保ち続けると疲れてしまいます。 目の場合も同様で、近くのものばかり見ているとピンとを調整する毛様体筋に疲れがたまり目が疲れるのです。

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「目の体操」は、この毛様体筋のストレッチを行い、弾力性を取り戻して疲れをとる運動です。
二つの体操をご紹介しますので、自分のやりやすい方でやってみましょう。

1、まぶたや眼球だけを動かす体操

この目の体操は、番号の(1)~(6)を3分間繰り返し行います。
(1)、まず目を強く閉じ2~3秒停止します。
(2)、目を大きく見開き2~3秒停止します。
(3)、顔は動かさず、目だけ(視線だけ)を左に向けて2~3秒停止します。
(4)、目だけ(視線だけ)を右に向けて2~3秒停止します。
(5)、目だけ(視線だけ)を上に向けて2~3秒停止します。
(6)、最後に目だけ(視線だけ)を下に向けて2~3秒停止します。そして最初に戻ります。

2、まぶたや眼球の動きに呼吸や頭への刺激を加えた体操
この体操も、番号の(1)~(4)を3分間繰り返し行います。
(1)、先ず口を閉じ、鼻から深く息を吸いながら目を閉じます。
(2)、息を吸いきったら、鼻から吐きながら目を思い切り強く閉じます。
(3)、息を吐ききったら、再び吸いながら思い切り目を大きく開きます。
(4)、普通の呼吸に戻し、こぶしで頭の上を軽く5~6回たたきます。そして最初に戻ります。

この「目の体操」は朝起きた時、夜寝る前など日常生活において習慣化すると更に効果的ですよ。