「胸の横がズキッと痛む」「咳やくしゃみで肋骨のあたりに違和感がある」――このような症状を訴えてご来院される方は少なくありません。日常生活の中で急に感じる肋骨周囲の痛みは、不安を抱かせるものです。今回は、肋骨まわりの痛みの原因と、整骨院でできるサポートについてご紹介します。
肋骨周囲の痛みの原因とは?
肋骨の痛みと聞くと、まず「骨折」をイメージされる方が多いと思います。もちろん、スポーツや転倒などによる外傷で肋骨にひびや骨折が起きることもあります。しかし、それ以外にもさまざまな原因が考えられます。
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肋間筋の損傷や炎症
強い咳やくしゃみ、スポーツ動作などで肋骨の間にある筋肉(肋間筋)を痛めると、ズキッと鋭い痛みを感じることがあります。 -
肋間神経痛
背骨や姿勢の不良により神経が刺激され、肋骨周囲にチクチク・ピリピリとした痛みが出るケースです。ストレスや疲労が関わる場合もあります。 -
姿勢不良や体の歪み
デスクワークやスマートフォンの使用で猫背が強まると、胸郭の動きが制限され、肋骨周囲に慢性的な張りや痛みが出ることがあります。 -
内臓からくる関連痛
まれに心臓や肺などの疾患によって肋骨まわりに痛みを感じることもあるため、注意が必要です。
整骨院でできること
肋骨の痛みは原因によって対処法が異なります。整骨院では、骨折の有無を確認した上で、保存療法や体のバランスを整える施術を行います。
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問診と検査
まずは症状がどのように出るのか、動作時にどこが痛むのかを詳しく伺います。必要に応じて医療機関の受診をおすすめする場合もあります。 -
電気療法・温熱療法
炎症や筋肉の緊張を和らげるために電気治療や温める施術を取り入れ、痛みを軽減します。 -
手技療法(筋肉・関節の調整)
肋間筋や背中・肩周囲の筋肉を丁寧に緩めることで、呼吸が楽になり、痛みの軽減につながります。 -
姿勢・体のバランス改善
骨盤や背骨の歪みを整えることで、肋骨まわりにかかる余計な負担を減らし、再発防止を目指します。 -
セルフケア指導
ご自宅でできる呼吸法やストレッチ、日常生活の姿勢改善のアドバイスを行い、根本的な改善をサポートします。
肋骨の痛みを放置しないために
肋骨周囲の痛みは、「そのうち治るだろう」と放置されがちですが、実際には慢性化してしまうこともあります。特に、姿勢や体のバランスが原因であれば、繰り返し痛みが出ることも少なくありません。
「深呼吸すると痛む」「寝返りで胸の横が痛む」「デスクワーク後に肋骨のあたりが張る」――こうした症状が続く場合は、早めにご相談ください。
まとめ
肋骨周囲の痛みには、筋肉や神経、姿勢などさまざまな要因が関係しています。多摩整骨院日野院では、痛みの原因をしっかりと見極め、電気療法・手技療法・姿勢改善・セルフケアまで幅広くサポートしています。
「なんとなく胸の横が痛いけれど、病院に行くほどでは…」と感じている方も、一度ご相談ください。早期にケアを行うことで、快適な生活を取り戻すことができます。
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