こんにちは!多摩整骨院 日野院です。
スキーやスノーボード、野球やテニスなどの肩を使うスポーツを楽しんでいる方へ。転倒時や衝撃を受けた際に「肩がズレたような感じがする」「痛みで腕が上がらない」といった症状を経験したことはありませんか? それは、肩鎖関節脱臼の可能性があります。肩の関節が通常の位置からずれてしまい、痛みや腫れを引き起こすこのケガは、適切な処置をしないと長引くことがあります。今回は、肩鎖関節脱臼について詳しく解説し、予防や治療法についてもご紹介します。
肩鎖関節脱臼とは?
肩鎖関節とは、鎖骨と肩甲骨をつなぐ関節で、肩の安定性を支える重要な部分です。スキーやスノーボードでの転倒、コンタクトスポーツでの衝撃などが原因で、この関節が脱臼することがあります。特に肩から地面に直接ぶつかるような転倒では、肩鎖関節に強い負荷がかかり、脱臼しやすくなります。
症状とチェックポイント
肩鎖関節脱臼の主な症状は以下の通りです。
- 肩の痛みや腫れ
- 鎖骨の突出や肩の変形
- 腕を上げると痛みが強まる
- 肩を動かす際の違和感や不安定感
痛みや腫れが続く場合は、早めに診断を受けることが重要です。医療機関では、X線検査やMRIを用いて脱臼の程度を確認し、適切な治療方針を決定します。適切な治療を行わず放置すると、肩の機能が低下し、スポーツ復帰が遅れる可能性があります。
当院では急性期での応急処置から脱臼後の周りの組織が損傷しているかを鑑別し、リハビリが行えるよう環境を整えております。
治療とリハビリ
肩鎖関節脱臼の治療は、脱臼の程度によって異なります。脱臼の程度は、X線検査やMRIなどの画像診断によって判断され、関節のズレの大きさや靭帯の損傷具合を基に治療法が決定されます。
- 軽度の場合:固定による保存療法(サポーターやテーピング)
- 中等度以上の場合:整復後の固定やリハビリ
当院では、痛みの軽減を目的とした電気治療、適切な固定、リハビリ指導を行います。早期の治療と適切なリハビリで、スポーツへの復帰をサポートします。
予防策
肩鎖関節脱臼を防ぐためには、以下の対策が有効です。
- 肩周りの筋力トレーニング(インナーマッスルの強化)
- 転倒時の正しい受け身の習得(特にスキー・スノーボードでは重要)
- 適切な防具の使用(肩パッドなどのプロテクター)
まとめ
肩鎖関節脱臼は、スポーツ中の転倒や衝撃で起こりやすいケガです。痛みや違和感を感じたら、無理をせず早めに受診しましょう。当院では、スポーツを楽しむ皆さんが安心してプレーできるよう、最適な治療とケアを提供しています。肩の痛みや不安がある方は、お気軽にご相談ください!
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