グループ代表のルーツ
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今から100年程前の明治時代後期、私の曾祖父が柔道に発展する前の柔術、「天神真楊流・古流柔術」の道場を開きました。昔の武術は、今と比べものにならない位、怪我が多かった為、気絶した時の活法、骨折脱臼したときの整復法を身につける事が義務だった様です。
その後、時代は移り変わり骨を接ぐ事がなくなった私達は、ほねつぎから「接骨院」「整骨院」へと名前が変わりました。
修行時代、堪えきれずに何度かこころが折れそうな時、厳しい柔道家だった祖父からいつも「継続は力だ。」と言われ続けてきました。
18歳でこの世界に入って、30数年間、数多くの方から学び、教えていただき、恥ずかしながら、この歳になってやっとわかりかけてきた気がします。先人達の知恵、仁術、そしてこの仕事のやりがいを。その意思を、ここで縁のあった若者に、次の世代に引き継いでいきたいと思います。

