新年度がスタートするにあたって、気持ちも新たにリフレッシュして臨みたいとお考えの方も多いのではありませんか?
春は日々の寒暖差や気圧変動が大きい季節です。皆さんは、春になると「やる気がでない」「頭痛がする」「日中眠くなる」などといった経験はないでしょうか?
このような症状は、自律神経の乱れによって引き起こされています。
そこで今回は、春の不調の原因についてお話しながら多摩整骨院で行える自律神経の測定についてお話します。
春の不調の原因
1・激しい寒暖差
→寒暖差に対応するため、交感神経が活発に働きます。そのため、たくさんのエネルギーが消耗され、疲れやだるさを感じやすくなります。
2・目まぐるしい気圧の変化
→低気圧と高気圧の入れ替わりが頻繁に起こるため、自律神経の切り替えがうまくいかなくなります。低気圧の影響で血液中の酸素濃度が下がり、日中の眠気や体のだるさを感じやすくなります。
3・日照時間の変化
→冬に比べて日照時間が長くなるため、朝早く目が覚めたり、夜更かしをすることが増え、生活リズムが崩れやすくなります。
4・生活環境の変化
→卒業や進学、就職や転勤など、自分自身や家族の身のまわりの生活が大きく変化する季節です。
緊張感やストレスを感じることで、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
では現状を知るにはどうしたらいいか。
多摩整骨院では自律神経測定器である「condiview(コンデビュー)」で自律神経の活動度やストレスの抵抗度、疲労度を測定し、それに基づいた最適な治療を選択します。
また、測定結果は点数やグラフで表すため客観的な指標にもなります。
この機器は人差し指にセンサーを挟むだけで測定が可能なため短時間で現状が把握できます。測定に基づいて複数回治療した後、再び測定し前回との照らし合わせることができるのも1つの強みです。


自律神経とは交感神経と副交感神経に分けられます。
2つの神経がバランスをとりながら、私たちの意思とは関係なく、呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿・排便など、生きていく上で欠かせない生命活動を維持するために24時間365日、休むことなく働き続けてくれます。
自律神経のバランス・活動度、身体の疲労度・ストレス抵抗度を総合的に判断し、呼吸に合わせた徒手療法や心地いい刺激で効果の高い鍼治療など、状態に合わせた治療法を提案させていただきます。


春は気候の変化だけではなく、生活の環境も大きく変化する時期です。
自律神経を整えて、春の不調を乗り越えましょう。

おまけ
自分でもできる対策
1・食事は欠食なく、バランスよく摂りましょう
→食事をとると、消化のために副交感神経が活発に働き、体はリラックスモードになります。欠食すると交感神経が働いたままになり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。偏った食事は自律神経のバランスを乱すため、バランスの良い食事が大切です。
2・こまめに体を動かしましょう
→運動をすると、自律神経のバランスを整えるセロトニンが分泌されます。ウォーキングやサイクリング、水泳などの有酸素運動が効果的です。歩幅を広げる、きれいな姿勢を意識して過ごす、こまめに動く、階段を使用するなど、日常生活の動きを少し変える工夫をしてみましょう。
3・入浴はシャワーだけではなく、湯舟にもつかりましょう。
→副交感神経が働き、自律神経のバランスが整います。38~40℃のお湯に10~20分間入浴すると効果的です。
4・睡眠をしっかりとりましょう
→スムーズで深い眠りを誘うためには副交感神経が働き、心身をリラックスさせることが重要です。就寝前に目元や首元を40℃くらいの蒸しタオルやアイマスクなどで温めると、睡眠の質も良くなり効果的です。
5・衣類で温度調節をしましょう
→朝晩と日中の寒暖差が大きいため、温度変化に体を適応させるために、衣類による温度調節が必要不可欠です。マフラーやカーディガンなどを上手に取り入れましょう。
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