こんにちは！多摩整骨院高幡不動院です。
今回は、女性に多く見られる足のトラブル「外反母趾（がいはんぼし）」についてお話しします。
外反母趾とは…足の親指が小指側に曲がり、付け根の関節が飛び出してしまう状態をいいます。この部分が靴に当たって痛んだり、歩きにくくなったりと、日常生活に支障が出ることもあります。
主な原因としては、先の細い靴やハイヒールなど足に合わない靴の使用、または長年の歩き方のクセ、筋力の低下などがあげられます。 特に、足裏のアーチ構造が崩れることで、指先に負担がかかりやすくなり、変形が進行するのです。
初期段階では、痛みがなくても親指の角度が徐々に変化していくため、早めのケアが大切です。 症状が進行すると、靴を履くだけでも強い痛みを感じたり、歩行が困難になるケースもあります。
当院では、外反母趾に対して足の手技やテーピング、サポーターの処方、インソール指導などを行い、足のバランスを整えるサポートをしています。
外反母趾を予防するポイント
① 足に合った靴を選ぶ
外反母趾予防で最も大切なのが靴選びです。先が細すぎるパンプスやハイヒール、サイズの合わない靴は足の指を圧迫し、変形の原因になります。
- つま先にゆとりがある
- ヒールが3cm以下
- 足幅に合った柔らかい素材の靴がおすすめです。
② 足の筋肉を鍛える
足の指や足裏の筋力が弱いと、アーチ構造が崩れて外反母趾が進行しやすくなります。
- タオルギャザー（タオルを足の指でたぐり寄せる）
- 足指じゃんけん（グー・チョキ・パーを足指で）
- つま先立ちの反復運動
③ 正しい歩き方を身につける
歩き方が悪いと、偏った部分に負担がかかり外反母趾の原因になります。
- かかとから着地し、親指でしっかり蹴り出す
- つま先が外を向かないように意識する
④ 足の柔軟性を保つストレッチ
足首や足の甲の柔軟性を保つことで、指への負担を分散できます。
- 足の指の間を広げるマッサージ
- 足裏のアーチを刺激するストレッチボールなどの活用
⑤ インソール・テーピングの活用
市販のアーチサポートインソールや、サポーター、整骨院でのテーピング指導も有効です。足のアライメント（骨の並び）をサポートすることで予防につながります。
「最近、足の親指が曲がってきた気がする」「長時間歩くと足が痛む」そんなお悩みをお持ちの方は、お早めにご相談ください。外反母趾は、早めの対応が改善への第一歩です！
気になる方は、お気軽に多摩整骨院高幡不動院までご連絡くださいね！
