こんにちは!多摩整骨院 高幡不動院です。
今回は「大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)」についてお話しします。FAIとは、股関節の骨同士がぶつかり合い、痛みや可動域の制限を引き起こす疾患です。特にスポーツをされる方や長時間同じ姿勢をとる方に多く見られます。放置すると股関節の軟骨がすり減り、変形性股関節症へ進行する可能性もあるため、早めの対処が重要です。
大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)とは?
FAIは、大腿骨と骨盤の関節部分(寛骨臼)の形状異常によって、股関節のスムーズな動きが妨げられることで発生します。主なタイプとして、以下の2つがあります。

- カム型:大腿骨の形が変形し、股関節の動きが制限されるタイプ。
- ピンサー型:寛骨臼が大腿骨を覆いすぎてしまい、関節の動きを妨げるタイプ。
これらが原因となり、股関節の痛みや可動域の低下を引き起こします。
FAIによる痛みを軽減するセルフケア方法
FAIの症状を和らげるためには、適切なストレッチや姿勢の見直しが重要です。
- 股関節ストレッチ
- 床に座り、片方の足を曲げてもう片方を伸ばし、前屈することで股関節周りを伸ばす。
- 仰向けになり、膝を胸に引き寄せるストレッチを行う。
- 姿勢改善
- デスクワークの方は、骨盤を立てる意識を持ち、長時間同じ姿勢を続けない。
- 立ち仕事の方は、片足に体重をかけすぎないように注意する。
当院での施術について
当院では、FAIの症状に対し、
- 股関節周りの筋肉をほぐす手技療法
- 骨盤のバランスを整える調整
- 正しい姿勢を維持するための運動指導 などを行い、痛みの軽減と動きやすさの向上をサポートします。
まとめ
FAIは、放置すると症状が悪化し、日常生活に影響を及ぼす可能性があります。痛みを感じたら、早めのケアが大切です。当院では、一人ひとりに合った施術をご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください!
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