日野市の鍼灸整骨院

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お酒の機会が増える季節

スタッフブログ

気温も徐々に下がってきて、ついに冬の気配を感じつつありますね。寒くなってきましたが体調は崩されていませんでしょうか?

 

皆さんこんにちは。冬は布団が私を離してくれません

本当です、離してくれないのは布団の方なんです。これぞまさに相思相愛

 

 

 

・・・アレ(´・∀・)?同じようなこと秋も言ってなかった?

春眠・夏眠・秋眠・冬眠、暁を覚えず。お前は一体いつなら起きてるんだ?佐藤です

 

今年は忘年会・新年会などの話もあまり話題にあがらず、年末感がありませんね・・・

そうはいっても、年末はやはり、飲酒の機会は増えると思います

そこで、今回はアルコールの話を簡単に

一番最後に風景の写真を載せますので、化学の暴力が苦手な方は一番下まで読み飛ばしてください!!

 

———————————–タニオリ———————————–

 

お酒に含まれているのは『エタノール』というアルコールです(今年は消毒などでもお世話になっていますね)

体の中では↓こんな感じです

 

①『エタノール(C2H6O)』は、胃や腸で吸収され、すぐに肝臓へと送られる

②『エタノール(C2H6O)』は、肝臓で『アセトアルデヒド(C2H4O)』に分解

③『アセトアルデヒド(C2H4O)』は、筋肉や心臓などで『酢酸(C2H4O2)』に分解

④『酢酸(C2H4O2)』は、最終的に水(H2O)と二酸化炭素(CO2)に分解

注)なんでややこしそうな化学式を書いたかというと、エタノールが炭素(C)と水素(H)と酸素(O)からできていて、最終的に水と二酸化炭素になる、ってのが言いたかったんですね

 

 

皆さん避けたい「二日酔い」

実はメカニズムが複雑で分かっていないことも多いそうです。ですので、比較的メジャーなことから

 

まず①ですが、アルコール(エタノール含む)は脳を麻痺させる性質があります。血中アルコール濃度が高くなりすぎると、心臓・呼吸の制御をする部分まで麻痺が進みます。いわゆる、急性アルコール中毒ですね

続いて②のアセトアルデヒドは毒性作用があり、顔が赤くなる・動悸や吐き気・頭痛を引き起こすと言われています。アルデヒド類には、ホルムアルデヒド(水溶液はホルマリン。CH2O)があります。標本とかのアレですが、あんまり体には良くなさそうですよね・・・

最後に③酢酸は基本的に無害(お酢の材料ですから)ですが、やはり酸性なので、体の中は酸性に傾きます。この酸性への傾きが二日酔いの重症度と関係があると言われています

 

楽しいお酒の陰で、体の中は上を下への大騒ぎとなっているわけですヾ (・ω・`;)ノぁゎゎ

肝臓さん、お疲れ様です。というわけで、細やかな労りを

 

①について。吸収は胃(20%)と腸(80%)で行われます。空腹の状態では、超速攻で吸収されてしまうので、おつまみ(=吸収の邪魔者)は忘れずに。また、脱水に陥りやすい(お酒はあくまでも『エタノール』であって、『水』を飲んだことにはならず、出ていくほうが多くなることも)ので水も欠かさずにとりましょう

②について。アセトアルデヒドの分解は酵素の働きで決まっています(2型アセトアルデヒド脱水素酵素)ので、飲めない人は無理をなさらず。慣れれば飲める!というのは、脳のアルコール感受性が下がる(耐性を持つ)ことで、負担は変わらないのです

 

 

———————————–ヤマオリ———————————–

 

 

さて、『昔々化学の勉強を少ししていた』暴力でややこしい話をしてしまいました。読んでくださった方、頭が痛いでしょうそうでしょう。お酒は楽しく、でも無理のない範囲で飲みましょうね♪

 

最後に季節を逆行しますが、今年の紅葉の写真を添えますので、疲れた頭と荒んだ心をリフレッシュしてください

 

2枚目、結構良くないです??(自画自賛)

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