第2弾のブログ担当は柔道整復師・矢治幸之助が担当させていただきます!
ようやく秋を感じられる今日この頃ですが、スポーツにはもってこいの季節ですね 😎
ただ、寒暖差によって筋肉が冷えてしまうことも。そんな状態でアップもせず、急に走ろうもんなら。ねぇ???
この時期の「要注意」としたい 肉離れ を今日のテーマとさせていただきます。
肉離れ(筋挫傷)
肉離れとは、筋肉(筋線維)が部分的または完全に断裂している状態のことです。
特にスポーツ競技など急激な運動中に発生します。
よくなる部位として、太ももやふくらはぎがあります。

急なダッシュやターン、ジャンプなど瞬発的な動きで筋肉が急激に収縮した際に起きます。
特に準備運動などをせずに筋肉が固まったまま上手く動かない状態で運動をすると肉離れを引き起こしやすいです。
肉離れの程度には3段階あり、
1度:筋肉の線維に細かなキズがついたもの
2度:筋肉の線維の一部が断裂しているもの
3度:筋肉の線維が完全に断裂しているもの
に分類されます。
当院では
治療は重症度に関係なく受傷直後の対応がその後の治療期間に大きく関わります。
受傷から48~72時間の炎症期は安静・冷却・圧迫・挙上(RICE処置)が基本になります。

おおよそ72時間経過後の炎症期後は、
積極的に患部の血液循環促進を図り、筋の柔軟性を高め損傷した組織回復を促します。
当院でも炎症期では氷嚢などを使いアイシング。
弾性包帯などによる患部圧迫。
炎症を抑え鎮痛を促すハイボルテージと超音波治療器によるコンビネーション治療。
生体と同じ微弱電流を流すことにより組織修復を促すMCR治療。
炎症期後は重症度によりますが、
手技療法、振動系治療器を使い組織循環を促進筋の柔軟性を上げるストレッチ療法。
他部位への負担軽減、患部の保護・循環促進のためキネシオテープ。
を施し、より早い回復を目指します!!
安静と積極的に治療を取り込むタイミングを間違えると悪化、長期化につながります。
痛めたら程度に関わらず、まずご相談ください 😆