脊柱管狭窄症とは
脊柱管とは脊柱の後ろにある筒状の神経の通り道である空間。その通り道が何等かの原因で変形し、狭くなることで起きる障害が脊柱管狭窄症です。
生まれつき骨の変形、働き過ぎや加齢などで腰骨の変形、椎間板ヘルニア、けが、手術などが原因に挙げられます。
腰部の脊柱管狭窄症の代表的な症状は歩くと足に痛みが出て休むと楽になる間欠性跛行。
神経圧迫は3パターン
・馬尾神経型(背骨の真ん中を通る神経)
・神経根型(骨から神経が出入りする所)
・混合型(馬尾神経、神経根の両方)
中高年の男性に多く見られ、症状は足の痺れ痛みなど、日常生活では感じる事が無い感覚が出る事が多いです。
腰痛経験、古傷があったり、身体が硬くなったりして来ると注意が必要です。
最近、足にしびれや脱力を感じる様になっていたら早めにご相談ください。
すでに病院で診断、治療されている方で保存療法を選ばれた方、手術後で症状や生活に不安のある方は是非ご相談ください。
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当院では
理学療法(ハイボルテージ療法)と手技療法(深部筋アプローチ)がメインとなり治療を行います。
手技療法で原因となる部分の周囲の筋肉に柔軟性を付け血行の促進。
理学療法で痛みが出る神経領域に電気と超音波でコンビネーションの治療を行い痺れと疼痛の緩和。
また、神経を圧迫させないようにコルセット装着方法や歩行指導なども痛みの状況に併せて行います。
最善の効果を出すために症状の改善、変化によっては検査や診察の紹介、医師と協力して施術を進めてまいります。
安心してご相談ください。
症例
●70代 男性
加齢による腰部脊柱管狭窄症。
腰部椎間板ヘルニアの影響で腰から足に痛みや痺れが現れ、歩行の際間欠性破行などの症状が出ています。症状の特定検査を行い、ハイボルテージ療法や手技療法を行う事で治療直後にも症状の軽減を実感されました。
治療を継続的に行い、少しずつ痛みを気にされる事が減ってきています。
仕事は座っている事が多い為、腰に負担が掛からないように生活指導をしました。
現在も通院は続いていますが生活上の行動や姿勢に気を付けながら仕事元気に励まれています。
いつも「楽になる。」と笑顔で帰られています。
当院で日常の負担を定期的にケアすることで手術をすることなく生活されています。