自律神経失調症とは
気持ちの浮き沈み、不安やイライラなどの精神的所見から動悸や頭痛、疲労感、傾眠、不眠胃腸機能低下など身体的所見まで幅広い症状が特徴です。
対人ストレスや環境ストレスなどにより自律神経である交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)の切り替えが上手くいかなくなる事で体内リズムやホルモンバランスも崩れ様々な症状を呈します。
また、自律神経症状の特徴としては体に出ている症状を病院などで検査をしても身体的に問題なしと伝えられることもあり、より不安に陥る事があります。
最近では10代での受診が増えている事も時代を象徴しています。
※少年期の自律神経症状にストレスは関係しない事がしばしばあります。
※原因不明とされ不安要素が増え、不安神経症などになりやすいとされています。
相談する場所が無い事が悪化や長期化する多くの原因となります。お気軽にご相談ください。
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当院では
自律神経の状態を(自律神経測定器)コンディビューで客観的に検査し自律神経の高低をグラフ化。
データを元に適切な治療を組み立てます。
主に自律神経調整機器デルタを用い、細胞膜に微弱電流を与え細胞自体をニュートラルな状態にします。
主な自律神経症状である過緊張や傾眠などの症状を安定させます。
併せて呼吸の調整と酸素摂取量を通常に戻す治療を施し自律神経の回復を促します。
また、過度な症状や特徴的な所見が目立つ場合は、はり治療も併用します。
西洋医学、東洋医学の両面を持ったアプローチで薬に頼らない治療を行なっています。
※薬との併用も可能なところが特長的な治療法です。
症例
●40代 男性
職場のストレスがきっかけで病院を受診後休職。その後休職だけでは変わらず来院。
詳しい問診を行い出ている症状を分類。ストレッサーを限定してから治療を開始します。
常時緊張による症状(不眠、胃腸障害など)を軽減させるべくデルタ機器を使用。
呼吸の乱れも著しいので呼吸の調整をメインで治療を開始。
治療を開始し8回程度までは体感的に治療効果を感じていませんでしたが、ストレスへの対処法や呼吸の安定化が進んだ頃より日常生活での変化が見られ始めました。
現在、症状はほぼ改善し、定期的に心身の状態を確認しています。
●10代 男性
病院で起立性調節障害と診断。複数の科を受診するも原因は見当たらず来院。
当初は、とにかく起床時の辛さと、めまい、立ちくらみが酷い状態でした。
まずは聞き取りをしっかり行い、症状に対する変化をシッカリと評価します。
生活のリズムの見直しと共に、緊張の除去をデルタ機器で進めました。
かつ、めまいに対する姿勢評価及び運動指導を継続的に行いました。
効果を体感するのに4か月程度かかりましたが、その後は運動部で元気に活躍しています。
自律神経失調症は症状も原因も様々です。
自分では気づいていないケースもあります。
身体や気持ちに不安を感じたらお気軽にご相談ください。