今回はスポーツをしている方に多い「グローインペイン(鼠径部痛症候群)」についてお話しします。股関節や鼠径部(そけいぶ)に痛みを感じている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
グローイングペインとは?
グローインペインとは、鼠径部(太ももの付け根)に痛みが生じるスポーツ障害の一種です。特にサッカー、ラグビー、陸上競技など、走る・蹴る・方向転換する動作が多いスポーツをしている方に発生しやすいです。この痛みは「慢性的に続くこと」が特徴で、最初は軽い違和感から始まることが多いですが、放置すると悪化し、強い痛みでプレーが困難になることもあります。
主な症状股関節を動かした後の痛み・動かすと痛いが休むと楽になる・太ももに痛みが広がることもある
原因
グローインペインは、鼠径部周辺の筋肉や腱、靭帯などに過度な負荷がかかることで発生します。具体的な原因としては、以下のようなものが考えられます。 1. 股関節周りの筋肉の使いすぎ(オーバーユース) スポーツでは、腸腰筋・内転筋・腹直筋などの筋肉が頻繁に使われます。これらの筋肉が疲労し、炎症を起こすと、鼠径部に痛みが発生します。
腸腰筋 内転筋 腹直筋



2. 股関節や骨盤の動きの異常 股関節の可動域が狭くなったり、骨盤のバランスが崩れたりすると、鼠径部に余計な負担がかかります。特に、片足に体重をかける動作が多いスポーツでは、左右のバランスが崩れやすくなります。
3. 繰り返しの衝撃や過負荷 ダッシュや急な方向転換を繰り返すことで、鼠径部の筋肉や腱が過度に引っ張られ、炎症が起こります。サッカーのキック動作やラグビーのタックル時の負荷も原因になりやすいです。
リスク
この症状は初期の痛みが軽度の事が多く、放置される方が多いです。しかし、放置をすると次の3つに繋がる可能性があります。
①痛みが慢性化して、治りにくくなる
②他の怪我や障害に繋がる
③スポーツのパフォーマンス低下
軽度の場合、数週間の治療で改善することが多いですが、重症化した場合、数か月~半年以上かかる事もあります。
治療
当院では、『J-SEITAI』という独自の施術法を用いて施術を行います。
そもそも『J-SEITAI』とは、西洋医学・東洋医学・カイロプラクティック・タイ古式マッサージの技術を融合させたものです。
『J-SEITAI』の特長
〇根本原因にアプローチ
痛みが出ている部位だけでなく、骨盤の歪みや姿勢の乱れ、筋膜の硬直など、根本的な原因を解消します。
〇短時間で効果を実感
初回の施術で体の軽さを実感される患者様が多く、「腰痛改善」「姿勢矯正の効果を感じた」といった声が多数寄せられています。
〇再発防止を目指す施術
骨盤矯正や姿勢矯正を通じて、普段の生活習慣を改善。痛みを繰り返さない体づくりをサポートします。
繰り返しになりますが、処置する時期が遅れてしまうと、重症化しやすい症状になりますので、少しでも違和感がある方は是非来院ください!
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