八王子市の鍼灸整骨院

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手や腕のしびれの原因とは・・・

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冬も本格的になり、気温もますます寒くなってきましたね。今回はそんな冬に多い症状である、手や腕のしびれについて解説していきます。

症状説明

手の痺れを引き起こす原因として多い理由の一つに、神経の圧迫があります。神経と言えば、背骨から出ている印象が大きいと思います。もちろん背骨付近の神経が圧迫されて痺れが出る場合もあります。そのような症状を頸椎症や頸椎ヘルニアと呼んだりします。しかし神経は手や腕全体を通っているため、痺れが出たからと言って一概に頚椎症と断定することはできません。神経は川の流れのようなイメージです。途中でせき止められると、その先の下流は水量が少なくなってしまうのと似て、神経も途中で圧迫されるとそれよりも末端で痺れを感じます。では痺れの原因がどこで起きやすいのか、またそれを見分けるテスト法も紹介します。

 

こんな症状は要注意手のしびれ、手の痛み、手の冷え感、手が動かしづらい

頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア

頚椎症と頸椎椎間板ヘルニアは厳密に言えば圧迫される場所の違いはありますが、共通して言えることは神経根と呼ばれる神経の根元が圧迫されて出る症状です。圧迫される場所によって痺れを感じる場所が違うのが特徴です。

スパーリングテスト

①椅子に座り首を痺れの出る方に横に曲げる

②上から圧迫する

③腕周りに痺れが出れば陽性

ジャクソンテスト

①椅子に座り首を後ろに曲げる

②上から圧迫する。

③腕周りに痺れが出れば陽性

過外転症候群(小胸筋症候群)

過外転症候群とは小胸筋と肋骨の間で神経が圧迫される症状です。

ライトテスト

①椅子に座り痺れが出ている方の手を上にあげる。この時腕を持つ方の手で動脈の拍動を感じながら、腕を支える。

②手首を持つようにして、腕を後ろに引くように動かす。

③動脈の拍動が弱くなったり、感じられなくなったりしたら陽性。

斜角筋症候群

斜角筋症候群とは前斜角筋、中斜角筋、第一肋骨によって構成される三角形の隙間を通る神経が圧迫されて出る症状です。

アドソンテスト

①椅子に座り、両手を前に出す。

②患側の動脈の拍動を触る。

③首を患側に振り向くように曲げる。

④動脈の拍動が乱れれば陽性。

肋鎖症候群

肋鎖症候群とは肋骨と鎖骨の間を通る神経が圧迫されて出る症状です。

エデンテスト

①椅子に座り、両手を後ろに下げる。

②両手の動脈の拍動を触る。

③後ろに下げた手をさらに下に軽く引っ張る。

④拍動が乱れれば陽性。

POINT橈骨動脈とは:親指の下にある動脈で皮膚の上からでも触知しやすい!

リスク

最初は少し痺れるくらいの感覚でも、いつか治るだろうと放置すると徐々に症状は悪化していきます。痺れの範囲が広がったり、力が入りづらくなったり。さらに痺れの範囲が広がることで、周りの筋肉が緊張しトリガーポイントができます。トリガーポイントとは、筋肉などにできる硬いしこりのことです。その特徴として、しこりがある場所とは違う場所に痛みや響を感じる事があり、この事を”関連痛”と呼びます。トリガーポイントに関しては以前のブログで解説していますので是非ご覧ください。(トリガーポイントとは)この痛みや響きが神経の圧迫によって出る痺れ感と重なり、更につらい状況になってしまいます。

治療

多摩整骨院ではまず、痺れの原因である神経の周りの筋肉をほぐして神経の圧迫を取ります。ほぐすだけだは取れないような筋肉の硬さにはライズトロンという機械を使います。この機会は超短波の力で筋肉を温める機会です。超短波と言えば一番身近なもので電子レンジがあります。電子レンジは食材の水分を振動させて、摩擦の熱で食材をあたためます。ライズトロンの場合、筋肉の組織を振動させ温めるので、筋肉自体を温めるのに適しています。筋肉の硬さが取れ、神経の圧迫も緩和されると症状は軽減していきます。

症状が良くなった段階で、痺れをもう一度出さないように予防する施術に移ります。

予防で大事なことが姿勢です。姿勢が悪い状態で長時間いると筋肉が固まりやすくなります。例えばストレートネックや巻肩の状態だと、肩甲骨周辺の筋肉が常に引っ張られるため、負担がかかりやすい状態になってしまいます。正しい姿勢をキープしやすくするための筋トレやストレッチまでサポートさせていただきますので、症状の出にくい体を目指していきましょう!

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