こんにちは!
京王八王子院に楽トレが導入されてはや一か月が経ちました。
今回は楽トレを行っている患者様の具体例を紹介したいと思います。
69歳、男性、パーキンソン病による姿勢不良による腰の痛みで来院されました。
今回はご本人に同意をいただいて症状と写真を使わせていただきました。
パーキンソン病とは、脳の『脳幹(のうかん)』という部分の『黒質(こくしつ)』というところに異常が起こり、正常な神経細胞が減少してしまう病気です。
「ふるえ」「固縮」「無道」「姿勢障害」などが大きな特徴にあげられます。
静止している時に手が震えたり、筋肉がこわばって身体の動きがスムーズに動かない。
健康な人と比べてからだの動きが極端に少なくなる、姿勢を保つことが出来ずバランスを崩しやすいなど、身体の動きが少なくなり、筋力低下を起こします。
私たち整骨院では、もちろんパーキンソン病を治すことは出来ませんが、姿勢不良により起こる「痛み」に関して施術を行い、
今回は筋力低下に伴う姿勢不良に対し、「楽トレ」で体幹部のトレーニングを行うと変化がでるのでは?
と考え、楽トレをやってみました。
その結果がこれです!!

一回30分のトレーニングでこれだけの姿勢の変化が出ました。
自分で使えなくなっている筋肉に刺激が入ることにより、普段低下している腹圧が高まることにより姿勢が取りやすくなっていると思われます。
ただ、今は次の治療の際には戻ってしまう状態です。
現在は6回トレーニングを行うと腰の痛みが出ずらくなっているとご本人も言われています。
これから30回のトレーニングを行ってからの変化が楽しみですね。
これからも様々な症状に対しての具体例を紹介していきたいと思います。
次回は腰痛(脊柱管狭窄症、ヘルニア、すべり症など)に対しての
楽トレのアプローチをご紹介します! 京王八王子院 長井