「歩くと足の付け根が痛い」
「長時間歩くと股関節が重だるい」
「スポーツ中に股関節が痛くなる」
「開脚すると違和感がある」
このような股関節の痛みでお悩みではありませんか?
股関節は、私たちの身体の中でも最も大きく、毎日の生活を支えている重要な関節です。
歩く・立つ・座る・走る・階段を上るなど、ほぼすべての動作に関わっています。
しかし、それだけ負担も大きく、痛みが出やすい関節でもあります。
実際に多摩整骨院日野院でも、
- デスクワークによる股関節痛
- スポーツ障害
- 加齢による変形性股関節症
- 出産後の骨盤バランスの乱れ
など、さまざまな股関節のご相談をいただいています。
今回は前編として、
「股関節が痛くなる原因」
「代表的な疾患」
「放置するリスク」
について詳しく解説していきます。
股関節とはどんな関節?
股関節は、
骨盤と太ももの骨(大腿骨)をつなぐ球関節です。
人体の中でも非常に可動域が広く、
- 曲げる
- 伸ばす
- 開く
- 閉じる
- 捻る
といった複雑な動きを可能にしています。
さらに、
歩くだけでも体重の約3~5倍、
走ると約7~10倍もの負荷が股関節へ加わります。
そのため、
身体の使い方や筋力バランスが崩れると、痛みが出やすくなります。
股関節が痛くなる本当の原因
「股関節が痛い=股関節だけが悪い」
そう考えている方は少なくありません。
しかし実際には、
股関節以外の問題によって負担が集中しているケースが非常に多くあります。
例えば、
- 骨盤の歪み
- 腰椎の動きが悪い
- 足首が硬い
- お尻の筋力低下
- 体幹の筋力不足
などです。
つまり、
股関節は「被害者」になっていることも少なくありません。
代表的な股関節疾患①
変形性股関節症
中高年の女性に多い疾患です。
軟骨が徐々にすり減ることで、
- 歩き始めが痛い
- 足の付け根が痛い
- あぐらがかけない
- 靴下が履きにくい
などの症状が現れます。
初期では違和感程度ですが、
進行すると日常生活へ大きく影響します。
代表的な股関節疾患②
鼠径部痛症候群(グロインペイン)
スポーツ選手に非常に多い疾患です。
特に、
- サッカー
- ラグビー
- 野球
など、
キックや切り返し動作が多い競技で発生します。
特徴は、
股関節というより、
足の付け根が痛くなることです。
代表的な股関節疾患③
股関節インピンジメント(FAI)
近年非常に増えている疾患です。
骨同士がぶつかることで、
- 深くしゃがめない
- 股関節を曲げると痛い
- スポーツ中だけ痛い
という症状が出ます。
若い年代でも多くみられます。
代表的な股関節疾患④
股関節唇損傷
関節唇とは、
股関節のクッションです。
これが傷つくと、
- 引っ掛かる
- 音が鳴る
- 曲げると痛い
などが起こります。
デスクワークで股関節痛が増えている理由
最近非常に増えている原因が、
長時間座る生活です。
座っている間、
腸腰筋は縮んだ状態になります。
さらに、
お尻の筋肉が使われなくなるため、
立ち上がった時に股関節へ負担が集中します。
最近では20代・30代でも股関節痛が増えている背景となっています。
股関節が硬いと全身へ影響する
股関節は身体の中心にあります。
そのため、
硬くなると、
- 腰痛
- 膝痛
- 猫背
- 肩こり
などにも影響します。
つまり、
股関節は全身の健康に関わる重要な関節なのです。
放置するとどうなる?
初めは違和感だけでも、
かばって歩くようになることで、
- 腰
- 膝
- 足首
にも負担が広がります。
さらに、
筋力低下が進み、
痛みが慢性化してしまいます。
「そのうち治るだろう」と放置せず、早めの対応が大切です。
第1部まとめ
股関節の痛みには、
- 変形性股関節症
- グロインペイン
- 股関節唇損傷
- FAI
など様々な原因があります。
そして、
股関節だけではなく、
身体全体のバランスが関係していることも少なくありません。
第2部では、整骨院で行う施術やセルフケア、再発予防について詳しくご紹介します。
第2部はこちら↓↓↓
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