脂肪体 インピンジメントとは
膝を伸ばした時に膝の前面に痛みが出ます。
膝の皿の下には膝蓋下脂肪体というものがあります。
屈伸するとき上下に動き、膝をスムーズに動かす働きがあります。
脂肪体が炎症を起こすと硬くなり可動性が悪くなるため膝を伸ばした時に関節に挟まれて痛みが出ます。
これをインピンジメントと言います。
膝を伸ばし切った時の痛みの原因になります。
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当院では
痛み、炎症の鎮痛に対してハイボルテージ(理学療法)
脂肪体の柔軟性を上げる為にライズトロン(理学療法)
可動域を上げるため、周囲筋の硬さを緩める手技療法
を行い改善を目指します。
生活上の指導で負担をやわらげ、運動指導で筋力をつけ再発防止も図っていきます。
アスリートも使うキネシオテーピングやサポーターの処方で負担をカバーします。
症例
●30代 男性
元々あまり運動をしてない生活環境でトランポリンを始めたところ膝の前面に痛みが出始めた。
生活上で階段を下りるのが辛いという事で来院しました。
特に膝を伸ばし切るときに痛みを感じる状態。
検査により、膝蓋下脂肪体インピンジメントと判断。
鎮痛を促すためのハイボルテージ治療、大腿四頭筋の硬さが目立っていたので手技療法とストレッチを行い緩めました。
3回ほどの通院で日常生活上は支障がなくなり、喜んで頂きました。
週末の運動としてトランポリンを続けていきたい希望があり、週1回の通院でかばいによる負担やバランスの調整と再発防止のためのストレッチ指導をさせて頂いております。