肩関節腱板損傷
腱板とは肩関節を構成する筋肉の中で、いわゆるインナーマッスルと呼ばれる肩関節を構成する4つの腱(筋肉)の総称です。
転倒や打撲などにより強い力が加わった際や、加齢によって腱が弱くなることにより痛みを起こす事が多い疾患です。酷い時には断裂してしまいます。
肩の使い過ぎなども原因になります。
症状は肩関節の強い痛み、夜間痛、腕を挙げることが困難になります。
四十肩、五十肩と間違われやすく、その治療法も異なる為、細かな鑑別が必要になります。
重症化すると腱の損傷部が広がり、腱の完全断裂。そして骨同士が衝突し、骨の変形をきたす可能性があります。その場合は手術適応となります。
肩関節に違和感や痛みを感じたらお早めにご相談下さい。
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当院では
検査により、損傷度合い、痛み、炎症の程度を把握します。
症状の強い時期には理学療法(ハイボルテージ療法)にて痛みの鎮痛を図ります。
さらに患部周囲の筋肉の緊張を軽減させるために手技療法を用いていきます。
運動時、生活時の負担を軽減させる為のキネシオテーピングや日常生活指導を施します。
その後、回復の時期を見て弱ってしまった筋肉へのチューブトレーニング指導等を行います。
肩の症状は完治まで時間のかかります。正しい治療をしないと可動域が戻らない場合があります。
当院は症状の程度や改善の状況により専門医検査の必要性を判断致します。
安心してお越しください。