CLAVICLE FRACTURE AFTERCARE
肩まわりの違和感と動きを確認します
固定が外れたけれど腕が上がらない。鎖骨のまわりがつっぱる。肩を動かすのが怖い。
こういうお悩み、実は少なくありません。
鎖骨骨折後は、骨だけでなく、固定していた肩、肩甲骨、肘、首まわりにも硬さが出ることがあります。骨の経過を確認しながら、段階的に動きを戻すことが大切です。

肩を動かし始める時期や範囲は、骨折の状態と主治医の指示によって異なります。
このページは、医療機関で鎖骨骨折の診断・治療を受けた後のケアをご案内するページです
骨がついているか、骨の位置が安定しているか、プレートやスクリューに問題がないかは、整骨院の検査だけでは判断できません。
肩を上げ始める時期、荷物を持つ時期、仕事やスポーツへ戻る時期は、主治医からの指示を優先してください。
医師から運動制限を伝えられている場合は、その内容が分かる資料をご持参ください。
次の変化がある時は、整骨院より医療機関への相談を優先してください
- 鎖骨付近の痛みや腫れが急に強くなった
- 皮膚が骨に押され、白く張っている
- 腕や手に強いしびれが出た
- 手が冷たい、白い、紫色になる
- 指や腕へ急に力が入りにくくなった
- 息苦しさや胸の痛みがある
- 手術創に赤み、熱感、膿がある
- 発熱や強いだるさがある
- 転倒や接触で再び肩を強く打った
「固定が外れたから大丈夫」と決めつけず、急な変化がある時は再診してください。
鎖骨骨折後に、こんな不安はありませんか?
肩の前や上がつっぱり、途中から動かせなくなります。
また骨がずれるのではないかと不安になり、腕を使えません。
見た目の変化や、服やバッグが当たる感覚が気になります。
手術痕や胸の筋肉に硬さを感じることがあります。
固定中の姿勢が続き、左右の肩の高さが違って見えます。
腕をかばうことで、首や背中へ負担が広がっています。
荷物を持つ、投げる、転倒する可能性のある動作に不安があります。
今の状態で肩を動かしてよいか迷っている方へ
受傷日、固定や手術の内容、最後に画像検査を受けた日、医師から伝えられている運動制限をLINEでお知らせください。
鎖骨骨折とはどんなケガ?
鎖骨は、胸の中央から肩先へ伸びている細長い骨です。
腕と身体をつなぎ、肩甲骨の位置を保つ役割があります。
転倒して肩を打った時や、スポーツ中の接触、自転車事故などで折れることがあります。
鎖骨の中央付近の骨折
鎖骨骨折で多くみられる位置です。骨のずれや短縮の程度を画像で確認します。
肩に近い部分の骨折
肩鎖関節や靱帯の状態が関係し、治療方針が変わることがあります。
胸に近い部分の骨折
胸鎖関節や胸部の組織に近いため、詳しい画像検査が必要になる場合があります。
同じ鎖骨骨折でも、骨折した位置、ずれ、年齢、スポーツ、仕事内容によって治療や復帰までの流れは変わります。
固定が外れた後も動かしにくい理由
骨の痛みが落ち着いても、肩がすぐ元どおりに動くとは限りません。
固定期間やかばう姿勢によって、肩まわりにいくつかの変化が起こります。
肩関節の硬さ
腕を動かさない期間が続き、肩を上げる、開く、後ろへ回す動きが小さくなります。
肩甲骨の動きの低下
肩甲骨が前や下へ傾き、腕を上げる時に肩だけへ負担が集まることがあります。
胸や首の筋肉の緊張
腕を身体の前で支える姿勢が続き、胸、首、肩の筋肉が硬くなります。
肩を支える筋力の低下
三角筋や腱板、肩甲骨を支える筋肉が使われにくくなります。
手術痕まわりのつっぱり
皮膚や周辺組織の動きが小さくなり、腕を上げた時に引っ張られる感覚が出ます。
動かすことへの怖さ
また折れるのではないかという不安から、必要以上に肩を使わなくなることがあります。
肘や手首の硬さ
三角巾やスリングで腕を支えていた影響で、肘や手首も動かしにくくなる場合があります。
自己判断で肩を強く動かさないでください
早く動きを戻したいからと、反対の手で腕を強く持ち上げる方もいます。
反対に、骨がずれるのが怖くなり、許可が出た後も全く動かさない方もいます。
どちらも、その時期の状態に合っていないと、痛みや肩の硬さが強くなることがあります。
主治医へ確認したいこと
- スリングを外してよい時間
- 肩を上げてよい角度
- 肩を外へ回してよい範囲
- 荷物を持ち始める時期
- 手を床についてよい時期
- 自転車や車の運転再開
- 仕事、体育、部活への復帰時期
動かしにくさをそのままにすると
骨折後の肩は、少しずつ動きを取り戻すことが大切です。
ただし、許可が出た後も動かさない状態が続いたり、痛みを我慢して急に負荷を上げたりすると、日常生活へ戻るまでに時間がかかることがあります。
肩が上がりにくい状態が続く
洗髪、着替え、棚の物を取る動作に不便が残ります。
肩をすくめるクセがつく
腕を上げるたびに首へ力が入り、首や肩こりにつながることがあります。
肩甲骨や背中へ負担が広がる
腕をかばう姿勢が続き、背中や反対側の肩が張ることがあります。
荷物を持つ力が戻りにくい
肩を支える筋力が落ち、買い物袋や仕事道具を持つことに不安が残ります。
スポーツ復帰が遅れる
投げる、打つ、受け身を取る、相手と接触する動作へ戻りにくくなります。
怖がらせる必要はありませんが、保護する時期と動かす時期を分けて考えましょう。
高幡不動院では、いきなり施術に入りません
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院では、骨折した場所をいきなり強く揉んだり、肩を無理に回したりしません。
まず、病院で受けた治療と現在の運動制限を確認します。
受傷日と骨折した位置
いつ、どのように痛めたか、鎖骨のどの部分を骨折したかを確認します。
固定・手術の内容
スリングやバンドによる固定か、プレート固定などの手術かを伺います。
主治医からの運動指示
肩を上げてよい角度、荷重制限、スポーツ制限を確認します。
腫れ・皮膚・手術痕
腫れ、熱感、傷口の状態、皮膚のつっぱりを確認します。
肩関節の可動域
腕を前や横へ上げる、外や内へ回す動きを許可された範囲で確認します。
肩甲骨の動き
肩をすくめていないか、肩甲骨が滑らかに動くかを見ます。
首・背中・胸郭の状態
固定姿勢による首や背中の張り、胸の硬さを確認します。
肘・手首・指の動き
固定中に硬くなっていないか、手へ力が入るかを確認します。
感覚や血流の変化
しびれ、感覚の左右差、手の冷たさや色の変化がないかを見ます。
エコーによる補助的な確認
必要に応じて、腱や筋肉など周辺の軟部組織を確認します。
エコー検査だけで骨癒合や金属の状態は判断できません
骨の位置、骨癒合、プレートやスクリューの状態は、医療機関のレントゲンやCTなどと医師の判断を優先します。
回復段階に合わせたケア
鎖骨骨折後のケアは、痛みだけを見て進めるものではありません。
画像上の経過、固定方法、医師の指示に合わせて段階を分けます。
骨折部を保護する時期
固定中や運動制限がある時期は、鎖骨や肩を無理に動かしません。
許可された範囲で、指、手首、肘の動きや楽な姿勢を確認します。
肩を動かし始める時期
医師から運動許可が出た後、小さな範囲から肩を動かします。
肩をすくめずに動かせるか、痛みやつっぱりが増えないかを確認します。
肩甲骨と胸郭を動かす時期
肩甲骨を寄せる、背中を伸ばす、身体をひねる動きを確認します。
肩関節だけへ負担が集まらない状態を作ります。
肩を支える力を戻す時期
腱板、肩甲骨周辺、腕の筋力を軽い負荷から確認します。
いきなり重いダンベルや腕立て伏せは行いません。
仕事や家事へ戻る時期
洗髪、着替え、運転、荷物を持つなど、実際に困っている動作を確認します。
仕事内容に合わせて負荷を上げる順番を整理します。
スポーツへ戻る時期
投げる、打つ、泳ぐ、受け身を取る、接触する動作を段階的に確認します。
痛みだけでなく、骨の経過と医師の許可を確認して進めます。
高幡不動院で行う施術の考え方
高幡不動院の施術で、骨をつけたり、ずれた骨を戻したりすることはできません。
医療機関での管理を優先しながら、固定後の硬さ、かばい動作、肩甲骨の動き、復帰に必要な筋力へ対応します。
やさしい徒手施術
首、背中、上腕など、骨折部をかばって硬くなった場所へ状態に合わせて行います。
肩甲骨・腱板・体幹の運動
肩を支える力と、腕を動かす時の肩甲骨や体幹の連動を段階的に確認します。
仕事・家事・競技動作の練習
荷物を持つ、腕を上げる、投げる、受け身を取るなど、目的に合わせて負荷を上げます。
骨折部やプレート周辺へ強い刺激は行いません
手技や物理療法だけで骨癒合を判断したり、骨折部を直接強く押したりすることはありません。

医師から許可された範囲で、肩関節と肩甲骨の動きを段階的に確認します。
自宅で気をつけたいこと
運動の内容は、骨折した位置、固定方法、手術内容によって変わります。
行いやすいこと
- 許可された範囲で指や手首を動かす
- 肘の曲げ伸ばしを無理なく行う
- 肩をすくめず、楽な姿勢で休む
- 腕の重さをクッションで支える
- 翌日に痛みや腫れが増えない量にする
避けたいこと
- 許可前に腕を頭の上まで上げる
- 反対の手で腕を強く押し上げる
- 重い荷物を持つ
- 腕立て伏せや懸垂を始める
- 転倒する可能性のある運動を行う
- 痛みを我慢して同じ運動を繰り返す
運動した日の夜や翌朝に、痛みや腫れが増える場合は負荷を減らしてください。
仕事や家事へ戻る時の考え方
デスクワークと、重い物を持つ仕事では、肩へかかる負担が違います。
痛みだけでなく、仕事内容や勤務時間も確認して復帰を考えます。
デスクワーク
腕の重さを机で支え、肩をすくめた姿勢が続かないようにします。
運転
ハンドル操作、左右の確認、急な操作が安全にできるかを確認します。
家事・育児
洗濯物を干す、抱っこする、買い物袋を持つ動作へ段階的に戻します。
荷物を持つ仕事
身体の近くで軽い物を持つ動作から始め、重さと高さを少しずつ変えます。
頭上作業
肩を十分に上げられ、支える力が戻ってから検討します。
スポーツや部活へ戻る時の注意点
日常生活で痛くないことと、競技へ戻れることは同じではありません。
骨への衝撃、肩を支える力、転倒や接触の可能性まで考える必要があります。
サッカー・バスケットボール
接触や転倒で肩を打つ可能性があるため、骨の経過と医師の許可が重要です。
柔道・格闘技
受け身、組み合い、肩を床につく動作へ段階的に戻します。
野球・ソフトボール
肩の可動域、腱板の力、軽い投球から全力投球まで順番に確認します。
水泳
肩を頭上へ上げる動きと、繰り返しても支えられる持久力を確認します。
自転車・スケートボード
ハンドル操作だけでなく、再転倒した時の危険も考えて復帰します。
「試合に間に合わせたい」という気持ちも大切にしながら、再び肩を痛めないための順番を一緒に整理します。
鎖骨骨折後のケアを高幡不動院へ相談する理由
学校帰り、部活帰り、仕事帰りにも相談しやすい立地です。
骨折部を整骨院だけで判断せず、画像検査の経過を大切にします。
肩甲骨、首、背中、胸郭、肘、手首まで見ていきます。
競技復帰、再発予防、パフォーマンスまで段階的に考えます。
体育や部活で控える動き、復帰までの流れを分かりやすくお伝えします。
施術内容や刺激の強さをご説明してから進めます。
画像による再確認が必要な状態を、整骨院だけで抱え込みません。

現在の状態と動かしてよい範囲をご説明し、納得していただいてから進めます。
高幡不動駅周辺はもちろん、日野市、百草園、聖蹟桜ヶ丘、多摩市方面からもご相談いただきやすい立地です。
固定が外れた後、どのように肩を動かせばよいか分からない時は、LINEやお電話でご相談ください。
肩のケガや骨折後に関連するページ
関連する症状ページ
関連する施術ページ
鎖骨骨折後のケアについてよくあるご質問
Q
固定が外れた後も肩が痛いのはおかしいですか?
+
固定による肩の硬さ、筋力低下、かばい動作などで痛みや動かしにくさが残ることがあります。痛みが急に強くなった場合は医療機関へ相談してください。
Q
鎖骨の盛り上がりは元に戻りますか?
+
骨折した位置やずれによっては、盛り上がりが残ることがあります。見た目と骨の安定性は同じではないため、画像検査の結果を主治医へ確認してください。
Q
肩はいつから動かしてよいですか?
+
骨折した位置、ずれ、固定方法、手術内容によって異なります。画像上の経過と主治医の運動許可を確認してから始めてください。
Q
プレートが入っていても相談できますか?
+
ご相談いただけます。手術内容、プレートの位置、主治医からの運動指示を確認し、骨折部や金属周辺へ直接強い刺激を加えないようにします。
Q
エコー検査で骨がついたか分かりますか?
+
高幡不動院のエコー検査だけで、骨癒合やプレートの状態を判断することはできません。医療機関の画像検査と医師の判断を優先します。
Q
手術痕のつっぱりも相談できますか?
+
傷口が閉じ、医師から触れてよいと許可されている場合にご相談いただけます。赤み、熱感、膿、発熱がある時は医療機関を優先してください。
Q
リュックやショルダーバッグは使えますか?
+
鎖骨や手術痕へ直接圧がかかるため、使用時期と重さを主治医へ確認してください。許可後も軽い荷物から始めましょう。
Q
仕事にはいつ戻れますか?
+
デスクワーク、運転、荷物を持つ仕事、頭上作業で目安は異なります。仕事内容を主治医へ伝え、復帰可能な範囲を確認してください。
Q
部活やスポーツにはいつ戻れますか?
+
骨の経過、肩の可動域、筋力、競技内容によって異なります。特に接触や転倒のある競技は、医師の許可を確認して段階的に戻します。
Q
子どもの鎖骨骨折後も相談できますか?
+
ご相談いただけます。病院での経過、体育や部活の内容、復帰予定を親御さんと一緒に確認します。
動かさなさすぎても、急に動かしすぎても、肩の回復を妨げることがあります。
主治医の指示を確認しながら、今できる動きを一緒に整理しましょう。
ご都合に合う方法でご相談ください
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院
〒191-0031
東京都日野市高幡1002-1
ベルドミール高幡2F
TEL:042-593-8400
平日受付時間:9:30〜12:00/16:00〜20:00
土曜日受付時間:9:00〜16:00
定休日:日曜日
京王線「高幡不動」駅 徒歩1分
駐車場:4台
※このページは、鎖骨骨折後のケアに関する一般的な情報をお伝えするものです。骨折の位置、骨のずれ、固定方法、手術内容、骨癒合の経過には個人差があります。強い痛みや腫れの悪化、皮膚の強い張り、手のしびれ・冷たさ・色の変化、筋力低下、息苦しさ、傷口の異常、発熱、再転倒がある場合は、整骨院への来院より医療機関への相談を優先してください。


