CARPAL BONE FRACTURE
手首の痛み・腫れを放置しないために
転んで手をついてから痛い。手首が腫れている。握ると手首の奥に響く。
最初は捻挫だと思っていた、という方もいます。
手根骨骨折は、見た目の腫れが強くないこともあります。痛みが続く時は、自己判断で動かさず、まず骨の状態を確認しましょう。

手首の痛む場所や受傷状況だけでなく、画像検査による確認が大切です。
手根骨骨折が疑われる場合は、医療機関での画像検査を優先してください
手根骨は小さな骨が集まっているため、痛む場所だけで傷めた骨を特定することはできません。
レントゲンで分かりにくい骨折や、CT・MRIによる確認が必要なケースもあります。
高幡不動院の徒手検査やエコー検査だけで、骨折の有無、骨のずれ、骨癒合を判断することはできません。
このような手首の症状はありませんか?
転んで手をついた後から痛い
手首の甲側や手のひら側が腫れている
手首の奥を押すと強く痛む
親指側または小指側に痛みがある
握る、ひねる、押す動作ができない
手首を曲げる、反らすと痛い
痛みは軽いが数日たっても引かない
固定後も手首や指を動かしにくい
手首の骨折でも、はっきりした変形が出ないことがあります。
「動かせるから骨折ではない」と決めつけず、痛みが続く時は医療機関へ相談してください。
病院へ行くべきか、骨折後のケアを始めてよいか迷っている方へ
ケガをした日、痛む場所、受けた検査、固定や手術の内容、医師からの運動指示をLINEでお知らせください。
手根骨骨折とはどんな骨折?
手首には、手根骨と呼ばれる小さな骨が8個あります。
これらの骨が組み合わさることで、手首を曲げる、反らす、ひねる動きができます。
手根骨骨折とは、この8個の骨のいずれかを傷めた骨折の総称です。
舟状骨
親指側にあり、手根骨の中でも骨折が起こりやすい骨です。血流の特徴から、骨がつきにくい場合があります。
月状骨
手首の中央付近にあります。骨折だけでなく、月状骨脱臼やキーンベック病との見分けが必要になる場合があります。
三角骨・豆状骨
小指側にある骨です。転倒や直接ぶつけた後に、小指側や手のひら側へ痛みが出ることがあります。
有頭骨・有鈎骨
手首の中央から小指側にあります。スポーツや工具の使用など、強く握る動作で傷めることがあります。
大菱形骨・小菱形骨
親指側にあり、親指の付け根や手首の動きに関わります。
同じ手根骨骨折でも、傷めた骨、骨折の場所、ずれの大きさで治療方法は変わります。
どのような時に手根骨を傷めるの?
手根骨骨折は、手首へ強い力が加わった時に起こります。
骨折する骨によって、力のかかり方は少しずつ異なります。
転倒して手をついた
自転車、階段、路面での転倒などで、手首に体重が集中します。
スポーツ中に転倒した
サッカー、バスケットボール、柔道、スノーボードなどで、手をついて傷めることがあります。
ボールや道具から強い衝撃を受けた
野球、テニス、ゴルフなどでは、打球や道具から手首へ強い衝撃が加わる場合があります。
強く握る動作を繰り返した
バット、ラケット、ゴルフクラブ、工具などを強く握ることで、特定の手根骨へ負担がかかることがあります。
交通事故や高所からの転落
大きな衝撃では、複数の手根骨や靱帯を同時に傷めることがあります。
骨が弱くなっている
骨粗鬆症などがある方では、比較的小さな転倒でも骨折する可能性があります。
捻挫に見える手根骨骨折もあります
手根骨は小さいため、骨折しても大きな変形が出ないことがあります。
腫れや痛みが比較的軽く、「手首をひねっただけ」と思ってしまう方もいます。
特に舟状骨骨折は、受傷直後のレントゲンで分かりにくいことがあります。
痛みが続く時は再度相談してください
最初のレントゲンで明らかな異常がなくても、痛みや圧痛が続く場合は再診が必要になることがあります。
医師の判断により、追加のレントゲン、CT、MRIなどが検討されます。
似た手首の痛みとの見分けが必要です
手首の痛みは、手根骨骨折以外のケガや病気でも起こります。
手首の捻挫・靱帯損傷
骨折がなくても、手根骨同士を支える靱帯を傷め、痛みや不安定感が出ることがあります。
早めに医療機関へ相談したいサイン
次のような状態がある時は、整骨院で様子を見ず、医療機関を優先してください。
手首が変形している
短時間で腫れや内出血が強くなった
強い痛みで手首や指を動かせない
指がしびれる、感覚が鈍い
指先が白い、紫色、冷たい
傷口があり、出血が続いている
固定中に痛みやしびれが急に増えた
手術の傷に赤み、腫れ、液、発熱がある
受診までの間は、手首を無理に動かさず、楽な位置で支えてください。
変形を自分で戻そうとしたり、痛む場所を強く押したりしないようにしましょう。
放置すると骨がつきにくくなる場合があります
手根骨骨折を捻挫だと思い、そのまま手首を使い続けてしまう方がいます。
骨折した骨や場所によっては、骨がつきにくい状態や、骨の位置がずれたまま固まる状態につながる場合があります。
また、骨折と一緒に靱帯や関節を傷めているケースもあります。
そのままにすると、手首の痛み、可動域制限、握力低下が残る可能性があります。
怖がりすぎる必要はありません
すべての手根骨骨折が同じ経過になるわけではありません。
大切なのは、傷めた骨と骨折の状態を確認し、必要な固定や治療を受けることです。
病院では骨折した骨と手首の並びを確認します
医療機関では、ケガの状況、痛む場所、腫れ、手首や指の状態を確認します。
そのうえで、レントゲンなどの画像検査が行われます。
骨折線や骨のずれ、複雑な手根骨の並びを詳しく見るために、CTやMRIが検討されることもあります。
骨のずれが少ない場合
骨折した骨や安定性を確認し、ギプスや装具による固定が行われることがあります。
骨のずれや不安定性がある場合
骨を元の位置へ戻す処置や、金属を用いた固定手術が検討される場合があります。
脱臼や靱帯損傷を伴う場合
骨だけでなく、手根骨の並びや靱帯の状態を含めた治療が必要になります。
経過中の画像確認
固定後や手術後も、骨の位置や骨癒合を予定された診察で確認します。
固定期間、手術の必要性、運動を始める時期は、傷めた骨によって異なります。
担当医の説明を確認し、自己判断で固定を外したり、負荷をかけたりしないでください。
治療後に手首が動かしにくくなる理由
骨が落ち着いても、すぐに以前と同じ動きへ戻るとは限りません。
原因はひとつではなく、いくつかの要素が重なります。
固定による関節の硬さ
手首を動かさない期間があると、曲げる、反らす、左右へ倒す動きが小さくなります。
手や指の腫れ
手首や手の甲、指に腫れが残ると、指の曲げ伸ばしや握る動きがしにくくなります。
握力の低下
固定中に手を使わなかったことで、指、手首、前腕の力が落ちることがあります。
前腕を返す動きの制限
手のひらを上や下へ向ける動きが小さくなり、食事やドアノブで困る場合があります。
手首を使うことへの怖さ
再び痛むことが怖く、無意識に手首を動かさなくなる方もいます。
肘や肩への負担
手首をかばい続けることで、前腕、肘、肩、肩甲骨が硬くなることがあります。
高幡不動院では、診断内容と医師の指示から確認します
高幡不動院では、骨折が疑われる手首をいきなり動かしたり、強く押したりしません。
まず、医療機関での検査や治療内容を確認します。
受傷した時の状況
転倒、スポーツ、交通事故など、手首へどのような力が加わったのかを伺います。
骨折した骨と画像検査
診断名、レントゲン、CT、MRI、骨のずれ、脱臼や靱帯損傷の有無を確認します。
固定・手術の内容
ギプスや装具の期間、金属固定の有無、現在の通院状況を伺います。
医師からの運動指示
どこまで動かしてよいか、荷物を持てるか、手をついてよいかを確認します。
腫れ・皮膚・手術創
手首や指の腫れ、熱感、皮膚の色、手術創の状態を見ます。
指と親指の動き
指を曲げ伸ばしできるか、物をつまめるか、親指を開けるかを確認します。
手首の可動域
曲げる、反らす、左右へ倒す動きを、許可された範囲で左右比較します。
前腕を返す動き
手のひらを上や下へ向ける動きに左右差がないかを見ます。
感覚と握る力
指のしびれや感覚低下がないか、握る力を確認してよい時期かを判断します。
肘・肩・肩甲骨
手首をかばい、上肢全体へ負担が広がっていないかを確認します。
エコー検査
必要に応じて、腱や周辺の軟部組織、腫れなどを補助的に確認します。
エコー検査だけで骨癒合や手根骨の並びは判断できません
骨折線、骨のずれ、骨癒合、関節面、手根骨同士の並びは、医療機関での画像検査が必要です。
再検査が必要と考えられる場合は、施術よりも医療機関への相談を優先します。
医師から許可された範囲で回復を支えます
骨折部を強く押したり、手首を無理に矯正したりすることはありません。
骨折した骨、固定期間、手術内容、痛みや腫れの状態に合わせて進めます。
医師から運動許可が出ていない動作は行いません。
指・親指の動き
許可された範囲で、指を曲げる、伸ばす、つまむ動きを確認します。手首を動かせない時期も、指の状態は大切です。
手首・前腕の可動域
医師の許可後、手首の曲げ伸ばしや前腕を返す動きを、痛みや腫れが増えない範囲で進めます。
握力と荷重動作の確認
骨癒合と運動許可を確認した後、軽く握る、持つ、押す、手をつく動作へ段階的に進めます。
治療中・固定中に気をつけたいこと
固定している間も、指や皮膚の状態を確認しましょう。
固定具を自己判断で外さない
痛みが減っても、骨がついたとは限りません。固定期間は医師の指示に従ってください。
指先の色と感覚を確認する
指が白い、紫色、冷たい、しびれる場合は、固定具の圧迫や腫れを確認する必要があります。
許可された指の運動を行う
医師から指を動かしてよいと言われている場合は、無理のない範囲で曲げ伸ばしを行います。
固定具をぬらさない
ギプスや装具の使用方法を守り、皮膚のかゆみや傷がある場合は医療機関へ相談しましょう。
重い物を持たない
片手で荷物を持つ、身体を支える、腕立てをする動作は、許可が出るまで避けてください。
仕事・部活・スポーツ復帰は段階を飛ばしません
日常生活で痛くないことと、強く握る、転倒を支える、ボールを受けることは同じではありません。
画像上の経過と医師の許可を確認し、必要な負荷へ少しずつ進みます。
着替え、食事、スマホなど、軽い動作から確認します。
曲げ伸ばし、手のひらを返す動きを確認します。
小さな物を持つ、軽いボールを握る動作へ進みます。
仕事内容に合わせ、重さと作業時間を少しずつ増やします。
ラケット、バット、ボールなど、競技に必要な動きを確認します。
腕立て、倒立、接触、転倒リスクがある動作は最後の段階で確認します。
痛くないからすぐ全力、にはしません
手首の動き、握力、反応、競技負荷を見ながら、段階的な復帰を目指します。
高幡不動院が手根骨骨折後の相談で大切にしていること
「病院では骨がついてきたと言われたけれど、まだ手首を使うのが怖い」という方もいます。
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院では、医療機関で確認すべきことと、治療後に支えられることを分けてお伝えします。
仕事帰り、学校帰り、病院通院中のケアにも相談しやすい立地です。
骨癒合を確認せず、自己判断で患部を動かすことはありません。
今できる動きと控える動きを、できるだけ分かりやすくお伝えします。
指、前腕、肘、肩、肩甲骨への負担まで見ていきます。
握る、手をつく、投げる、打つ動作を段階的に確認します。
体育や部活で控える動き、復帰までの段階を一緒に整理します。
施術の目的や刺激の強さをご説明してから進めます。
画像による再確認が必要な状態を、整骨院だけで抱え込みません。
日野市、高幡不動、百草園、聖蹟桜ヶ丘、多摩市方面で、手首骨折後の痛みや動かしにくさにお悩みの方はご相談ください。
手首の骨折・痛みに関連するページ
痛む場所や骨折の種類から確認する
関連する施術・医療連携
手根骨骨折についてよくあるご質問
手根骨骨折とはどんな骨折ですか?
手首を構成する8個の小さな骨のいずれかを傷めた骨折の総称です。傷めた骨や骨のずれによって、症状と治療方法が異なります。
手根骨骨折と手首の捻挫は見分けられますか?
痛む場所や見た目だけで見分けることはできません。骨折でも腫れや変形が目立たない場合があるため、転倒後の痛みが続く時は画像検査が必要です。
レントゲンで異常なしなら骨折ではありませんか?
手根骨骨折の中には、受傷直後のレントゲンで分かりにくいものがあります。圧痛や痛みが続く場合は、再診やCT・MRIについて医師へ相談してください。
エコー検査で手根骨骨折が分かりますか?
高幡不動院のエコー検査だけで、手根骨骨折の有無、骨のずれ、骨癒合を判断することはできません。医療機関での画像検査を優先します。
手根骨骨折は必ず手術が必要ですか?
必ずではありません。骨折した骨、骨のずれ、安定性、脱臼や靱帯損傷の有無によって、固定または手術が検討されます。
固定が外れた後も手首が硬いのはなぜですか?
固定による関節の硬さ、腫れ、筋力低下、痛みに対する怖さなどが重なっていることがあります。無理に動かさず、医師の運動指示を確認してください。
手術後でも高幡不動院へ相談できますか?
ご相談いただけます。手術内容、金属固定、画像上の経過、医師からの運動指示を確認し、許可された範囲で対応します。
自己流で手首を動かしてもよいですか?
骨癒合や運動許可を確認する前に、強く曲げたり反らしたりしないでください。骨折した骨によって注意する動きが異なります。
スポーツにはいつ戻れますか?
骨折した骨や競技によって異なります。骨癒合、医師の許可、手首の動き、握力、手をつく動作を確認して段階的に戻します。
指がしびれる時はどうすればよいですか?
骨や腫れ、固定具によって神経や血流へ負担がかかる場合があります。しびれ、冷たさ、色の変化がある時は早めに医療機関へ相談してください。
手首の痛みを、捻挫だけだと思って我慢しないでください
画像検査が必要な時期と、治療後の動きを支える時期を分けることが大切です。
受診先や骨折後のケアで迷っている方も、まずは現在の状況をご相談ください。
ご都合に合う方法でご相談ください
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院
〒191-0031
東京都日野市高幡1002-1
ベルドミール高幡2F
TEL:042-593-8400
平日受付時間:9:30〜12:00/16:00〜20:00
土曜日受付時間:9:00〜16:00
定休日:日曜日
京王線「高幡不動」駅 徒歩1分
駐車場:4台
※このページは、手根骨骨折に関する一般的な情報をお伝えするものです。骨折した骨、骨のずれ、治療方法、固定期間、回復過程には個人差があります。受傷直後、骨癒合が確認できていない時期、急激な痛みや腫れ、手首の変形、指のしびれ、指が動かしにくい、指先が冷たい、皮膚の色が変わる、傷口の異常、発熱がある場合は、医療機関への相談を優先してください。


