MYOFASCIAL LOW BACK PAIN
検査で異常なしでも腰が痛むことがあります
座っていると腰が重い。前かがみや立ち上がりで痛む。マッサージを受けても、また戻ってしまう。
こういうお悩み、実は少なくありません。
筋・筋膜性腰痛は、腰やお尻、背中まわりの筋肉と、それを包む筋膜への負担が関係する腰痛です。腰だけでなく、姿勢や骨盤、股関節の使い方も確認することが大切です。

腰の痛む場所だけでなく、どの姿勢や動作で負担が増えるかを確認します。
次の症状がある場合は、医療機関への相談を優先してください
足に急に力が入らなくなった、しびれが強くなった、歩きにくさが進んでいる場合は、神経の確認が必要です。
尿が出にくい、尿や便を漏らす、股の周りの感覚が鈍い場合は、早めに医療機関へ相談してください。
発熱、強い安静時痛、夜間に目が覚めるほどの痛み、大きな転倒後の痛み、原因不明の体重減少がある場合も、筋肉の腰痛と決めつけないことが大切です。
こんな腰の痛みで困っていませんか?
レントゲンやMRIでは、大きな異常はないと言われた。
それでも腰が痛く、仕事や家事、運動に集中できない。そういう方もいます。
長く座ると腰が重くなるデスクワークや運転の後、腰全体が張ってきます。
立ち上がる瞬間に痛い椅子や床から立つ時に、腰が伸びにくく感じます。
前かがみや中腰がつらい洗顔、掃除、荷物を持つ動きで痛みが出ます。
腰を反らすと詰まる感じがする立ち仕事や歩行後に、腰の片側が痛みます。
押すと痛い場所がある腰やお尻の一部を押すと、いつもの痛みが再現されます。
マッサージ後に痛みが戻るその場では楽でも、仕事や運動をすると再び重くなります。
筋・筋膜性腰痛は、痛み方や動作による変化を合わせて考えることが大切です。
筋・筋膜性腰痛とはどんな腰痛ですか?
筋肉は身体を動かし、姿勢を支えています。
筋膜は、筋肉や周辺組織を包みながら、身体の動きをつないでいる薄い組織です。
同じ姿勢や繰り返し動作で負担が続くと、腰やお尻の筋肉が緊張し、動かした時や押した時に痛みが出ることがあります。
腰の筋肉による痛み
脊柱起立筋や多裂筋など、背骨を支える筋肉に負担が集まります。
お尻や股関節周辺からの負担
臀部や股関節が硬く、腰が代わりに動きすぎていることがあります。
押すと響く痛み
硬くなった部分を押すと、いつもの痛みや少し離れた場所への痛みが出ることがあります。
ただし、押して痛いだけで筋・筋膜性腰痛と決めることはできません。神経、関節、骨などの状態も分けて確認します。
検査で異常なしでも腰が痛むのはなぜですか?
レントゲンは、主に骨の形や並びを確認する検査です。
MRIでは、椎間板や神経などを詳しく確認できます。
一方、立ち上がりや中腰で筋肉へかかる負担、日常の姿勢、筋肉の緊張が画像にそのまま表れるとは限りません。
「異常なし」は「痛みが気のせい」という意味ではありません
画像で大きな骨折や神経圧迫などが確認されなかった、という意味で使われることがあります。
痛みが続く場合は、どの動作で痛むか、どこを押すと痛むか、姿勢や生活背景まで確認しましょう。
腰痛は、痛み方によって確認するページが変わります
急に動けないほど痛くなった方はぎっくり腰・急性腰痛について詳しく見る、腰の片側や骨盤のつなぎ目が痛む方は仙腸関節性腰痛について詳しく見るをご確認ください。
筋肉や筋膜へ負担が集まる主な原因
原因はひとつとは限りません。
姿勢、身体の使い方、疲労、筋力などが重なっていることがあります。
長時間の座り姿勢
パソコン作業や運転で同じ姿勢が続き、腰の筋肉が緊張します。
中腰や前かがみの繰り返し
介護、育児、清掃、荷物を扱う仕事などで負担が積み重なります。
反り腰や姿勢の崩れ
腰を反ったまま立つクセがあり、腰の後ろ側へ負担が集中します。
股関節や背中の硬さ
本来動く場所が硬くなり、腰が代わりに動きすぎることがあります。
体幹やお尻の筋力低下
身体を支える力が落ち、腰の筋肉だけで姿勢を保とうとします。
運動や部活による使いすぎ
走る、投げる、反る、ひねる動きを繰り返し、腰へ疲労がたまります。
睡眠不足や回復不足
疲労が抜けない状態で同じ負担が続き、筋肉の緊張が残ります。
筋・筋膜性腰痛と間違えたくない症状
腰の筋肉が張っていても、筋肉だけが原因とは限りません。
しびれや足の力の入りにくさ、歩行の変化なども一緒に確認します。
腰椎椎間板ヘルニア
腰痛に加えて、足へ広がる痛みやしびれ、力の入りにくさが出ることがあります。
坐骨神経痛
お尻から太もも、ふくらはぎ、足先へ症状が広がることがあります。
仙腸関節性腰痛
ベルトの高さ付近やお尻の上側など、腰の片側に痛みが出やすい状態です。
圧迫骨折や腰椎分離症
転倒後の痛みや、成長期のスポーツによる腰痛では骨の確認が必要なことがあります。
足への症状がある方は、腰椎椎間板ヘルニアについて詳しく見る、または坐骨神経痛について詳しく見るをご確認ください。
痛みを我慢したまま放置するとどうなりますか?
少し休めば楽になるため、そのまま仕事や運動を続ける方もいます。
ただし、同じ負担を繰り返すと、腰をかばう動きが身体に残ることがあります。
放置した場合に考えられること
- 座っていられる時間が短くなる
- 朝や立ち上がりの痛みが続く
- 腰をかばって背中や股関節が硬くなる
- 同じ動作で痛みを繰り返す
- 運動や仕事への不安が強くなる
- 一時的なマッサージだけでは戻りやすくなる
怖がってまったく動かさないのではなく、状態に合う動き方を見つけることが大切です。
高幡不動院では、痛む場所だけでなく動作を確認します
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院では、いきなり腰を揉んで終わりにはしません。
どの動きで、どの場所へ負担が集まっているのかを確認します。
問診
痛みの始まり、仕事、運動、睡眠、過去の腰痛、画像検査の内容を伺います。
可動域チェック
前屈、後屈、ひねる動きで、痛み方や左右差を確認します。
圧痛の確認
腰、背中、お尻、股関節周辺を確認し、いつもの痛みが再現されるか見ます。
徒手検査
神経症状、股関節、仙腸関節など、筋肉以外の可能性も分けて確認します。
姿勢と骨盤の確認
必要に応じてモアレ検査を行い、背骨の湾曲や骨盤の傾きを確認します。
股関節と下半身の動き
しゃがむ、立つ、歩く動作から、腰が代わりに動きすぎていないか見ます。
神経症状や強い安静時痛がある場合は医療機関も視野に入れます
徒手検査で施術より医療機関での確認を優先すべきと考えられる場合は、受診をご案内します。
連携については、医療機関との連携や顧問医師について詳しく見るをご確認ください。
状態に合わせて施術を組み合わせます
施術内容は、全員同じではありません。
痛みの強さ、動き、筋肉の硬さ、姿勢や生活背景に合わせて選びます。
J-SEITAI・徒手施術
炎症や神経症状を確認し、腰や背中、お尻の筋肉へ状態に合う刺激でアプローチします。
トリガーポイントへの施術
押すといつもの痛みが出る部分を確認し、手技や鍼施術を検討します。
ハイボルテージコンビネーション
痛みが強い部分へ、超音波と電気刺激を組み合わせた施術を検討します。
ライズトロン
深部の筋肉の硬さが強い場合に、温熱刺激で柔軟性を出すことを目指します。
骨盤・股関節の動きの調整
骨盤の傾きや股関節の硬さが腰へ負担を集めている場合は、動きを整えます。
再発予防の運動
痛みが落ち着いてきたら、体幹やお尻の筋力、立ち方、持ち上げ方を確認します。
手技だけに頼るのではなく、施術と日常動作の見直しを組み合わせます。

腰だけを揉むのではなく、背中、お尻、骨盤、股関節まで確認します。
日常生活で気をつけたいこと
腰痛があると、安静にした方がよいのか、動いた方がよいのか迷います。
強い痛みを我慢する必要はありませんが、可能な範囲で日常動作を続けることも大切です。
高幡不動院は繰り返す腰痛の相談にも対応します
「マッサージに行くと、その場は楽。でもまた戻る」
「仕事を休めない」「部活や運動を続けたい」「何が原因なのか説明してほしい」
こうしたお悩みも、遠慮なくお話しください。
繰り返す腰痛に関連するページ
筋・筋膜性腰痛についてよくあるご質問
検査で異常なしなら、腰に問題はないのですか?
大きな骨折や神経圧迫などが画像で確認されなかった、という意味の場合があります。筋肉への負担や動作による痛みは、別に確認する必要があります。
筋・筋膜性腰痛はレントゲンで分かりますか?
レントゲンは主に骨を確認する検査です。筋・筋膜性腰痛は、問診、動作、可動域、圧痛などを合わせて考えます。
マッサージを受けても戻るのはなぜですか?
仕事中の姿勢、股関節の硬さ、身体の使い方などが変わっていないと、同じ場所へ再び負担がかかることがあります。
温めた方がよいですか?
慢性的な張りでは温めると楽になる方もいます。ただし、急に痛めた直後や熱感がある時は、状態を確認してから判断しましょう。
腰痛があっても運動してよいですか?
強い痛みや神経症状がなければ、可能な範囲で身体を動かすことが大切です。痛みを我慢して急に負荷を上げるのは避けてください。
鍼施術は受けられますか?
状態により、腰やお尻のトリガーポイントを意識した鍼施術を検討します。苦手な方へ無理に行うことはありません。
どのくらい通えばよくなりますか?
痛みの期間、仕事や運動の負担、神経症状の有無などで異なります。初回の状態確認後に、通い方の目安をご説明します。
検査で異常なしと言われても、痛みを我慢し続ける必要はありません
腰だけを揉む前に、どの動きで負担が集まっているかを一緒に確認しましょう。
ご予約・ご相談はこちら
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院
〒191-0031
東京都日野市高幡1002-1
ベルドミール高幡2F
TEL:042-593-8400
平日受付時間:9:30〜12:00/16:00〜20:00
土曜日受付時間:9:00〜16:00
定休日:日曜日
京王線「高幡不動」駅 徒歩1分
駐車場:4台
※このページは、筋・筋膜性腰痛に関する一般的な情報をお伝えするものです。腰痛の原因や経過には個人差があります。足の力が入りにくい、しびれが急に強くなった、尿や便の異常、股周辺の感覚低下、発熱、強い安静時痛、転倒後の強い痛みなどがある場合は、医療機関への相談を優先してください。


