LOW BACK PAIN PREVENTION
繰り返したくない方へ
痛みは落ち着いた。
でも、また急に動けなくなりそうで怖い。
こういうお悩み、実は少なくありません。
ぎっくり腰の予防は、腰を揉むだけでは足りません。背中、骨盤、股関節、体幹の使い方と、日々の負担を一緒に見直すことが大切です。
ぎっくり腰の予防では、体幹を支える力と、腰へ負担を集めにくい動作の両方を見直します。
このような不安はありませんか?
・年に何度か、ぎっくり腰を繰り返している
・朝起きた時や立ち上がる時に腰が怖い
・荷物を持つたびに腰へ力が入る
・仕事で長時間座ることが多い
・筋トレを始めたいが、また痛めそうで不安
・コルセットを外すタイミングが分からない
・マッサージ後は楽でも、しばらくすると戻る
ひとつでも当てはまる場合は、痛みがない時の身体の使い方まで確認してみましょう。
ぎっくり腰は痛みが引いた後の過ごし方も大切です
最初は動くのも怖かったのに、数日から数週間すると普段どおり動けるようになる方もいます。
そこで安心して、急に重い物を持ったり、久しぶりの運動を頑張ったりすると、再び腰へ負担が集中することがあります。
痛みが弱くなった後は、日常動作と体力を段階的に戻すことが大切です。
痛みが消えたことと、再発しにくくなったことは同じではありません
腰へ負担が集まりやすい姿勢や動きが残っていれば、同じ場面で繰り返す可能性があります。
現在も強い痛みがある方は、先に
ぎっくり腰の症状と施術方針を確認する
をご覧ください。
ぎっくり腰を繰り返しやすい人に重なる負担
原因はひとつとは限りません。日常の小さな負担が重なっていることがあります。
長時間同じ姿勢が続く
デスクワークや運転が続くと、腰、背中、股関節が動きにくくなります。その直後の立ち上がりや持ち上げ動作で痛むことがあります。
腰だけで身体を曲げている
背中や股関節を使いにくいと、床の物を取る時や靴下を履く時に、腰へ動きが集中します。
体幹やお尻の筋力が落ちている
腹部やお尻、脚を使いにくいと、立ち上がる時や荷物を持つ時に腰だけで支えやすくなります。
急に運動量や作業量を増やす
引っ越し、大掃除、庭仕事、久しぶりのスポーツなど、身体が慣れていない負荷が重なると腰へ負担がかかります。
睡眠不足や疲労が続いている
忙しい時期は身体の緊張が抜けにくく、普段なら問題のない動作でも腰へ負担が集まることがあります。
なぜ小さな動作で急に痛くなるのかは、
ぎっくり腰の原因について詳しく見る
をご確認ください。
ぎっくり腰予防で見直したい5つのポイント
1.同じ姿勢を続けすぎない
30分から1時間を目安に、一度立つ、数歩歩く、肩を回すなど、短く姿勢を変えましょう。
2.腰だけで物を持たない
荷物へ身体を近づけ、膝と股関節を曲げます。持ち上げながら身体をひねらないことも大切です。
3.無理のない運動を続ける
強い運動をたまに行うより、歩く、立つ、軽い筋力運動を少しずつ続ける方が取り組みやすくなります。
4.疲れている日は負荷を下げる
寝不足や仕事の疲れが強い日は、重い物を持つ作業や強度の高い運動を減らしましょう。
5.違和感の段階で調整する
腰が重い、立ち上がりにくいと感じたら、痛みが強くなる前に作業量や座る時間を見直します。
予防は、一度だけ特別な運動を行うことではありません。生活の中で無理なく続けられる形へ変えることが大切です。
腰を守る物の持ち上げ方
ぎっくり腰が心配な方は、物の重さだけでなく、身体からの距離と持ち上げる方向を意識しましょう。
荷物へ近づく
腕を伸ばしたまま持つと、腰へ力がかかりやすくなります。荷物を身体へ近づけてください。
足を少し広げる
足元を安定させます。前後または左右へ少し開くと、ふらつきにくくなります。
膝と股関節を曲げる
腰だけを丸めず、お尻を後ろへ引くようにして身体を下げます。
息を止めすぎない
お腹へ軽く力を入れますが、顔を真っ赤にして長く息を止める必要はありません。
方向転換は足から行う
荷物を持ったまま腰だけをひねらず、足を小さく動かして身体ごと向きを変えます。
一度に持たない判断も予防です
重い物や大きな物は、分けて運ぶ、台車を使う、周囲の方へ手伝ってもらうことも大切です。
仕事や家事でできるぎっくり腰対策
デスクワーク
椅子の奥へ座り、足裏を床へつけます。画面が低すぎる場合は高さを調整し、定期的に立ち上がりましょう。
車の運転
ペダルへ足が届く位置まで座席を前へ出します。長距離では休憩を入れ、降りた後に少し歩きましょう。
掃除機をかける
腕だけを遠くへ伸ばさず、足を一歩前へ出します。掃除機と一緒に身体も移動してください。
洗顔や台所作業
腰だけを曲げず、片足を少し前へ出します。低い台では、膝と股関節を軽く曲げましょう。
子どもを抱き上げる
できるだけ身体へ近づいてから抱えます。片側だけで長時間抱き続けないよう、左右を入れ替えましょう。
座る時間が長い方は、
テレワーク腰痛と座り姿勢について詳しく見る
もご確認ください。
自宅で始めやすいぎっくり腰予防運動
特別にきつい運動から始める必要はありません。
痛みがない、または軽い違和感だけの時に、少ない回数から始めてください。
お腹へ軽く力を入れる
仰向けで膝を立てます。息を吐きながら、下腹部を薄くするように力を入れます。
目安:5秒間を5回。息を止めないでください。
椅子からの立ち座り
足を肩幅に置き、胸を軽く起こします。お尻を後ろへ引きながら、ゆっくり座って立ち上がります。
目安:5回から10回。反動を使わないでください。
ヒップリフト
仰向けで膝を立て、お尻をゆっくり持ち上げます。腰を大きく反らさず、お尻へ力を入れます。
目安:3秒間を5回。痛みが出る高さまで上げません。
股関節を使う練習
壁へ背を向けて立ちます。お尻を壁へ近づけるように、股関節から身体を曲げます。
目安:5回。腰だけを丸めないようにします。
短時間のウォーキング
最初は5分から10分ほど、会話ができる速さで歩きます。慣れてから少しずつ時間を延ばします。
長時間を一度に歩くより、短時間を分けても構いません。
このような時は運動を中止してください
・運動中に腰の痛みが急に強くなった
・お尻や脚へ痛み、しびれが広がった
・足に力を入れにくくなった
・運動後も強い痛みが長く残る
・めまい、息苦しさ、冷や汗が出た
運動は、強く行うほどよいわけではありません。痛みの状態に合った内容と回数を選びましょう。
ストレッチだけに頼らないことも大切です
腰が硬いと感じると、腰を強く伸ばしたくなると思います。
ただ、腰が痛む原因は、筋肉の硬さだけではありません。股関節の動き、体幹の支える力、作業量、睡眠なども関係します。
痛みを我慢して深く曲げない
腰を丸めるストレッチで痛みが増える場合は、中止してください。
反らす運動を繰り返しすぎない
反ると痛む方が、腰を何度も強く反らすと症状が強くなることがあります。
左右差を確認する
片側だけ伸びにくい場合は、腰ではなく股関節やお尻の硬さが関係していることもあります。
筋肉や筋膜の緊張が続く方は、
筋・筋膜性腰痛について詳しく見る
もご確認ください。
コルセットは必要な場面を分けて使います
ぎっくり腰の直後や、どうしても外せない作業がある時に、コルセットが安心につながる方もいます。
一方で、痛みが落ち着いても常に装着していると、身体を動かすことへの不安が残る場合があります。
着ける時間、外して動く時間、仕事で必要な場面を分けて考えましょう。
外す時は一気に長時間外さなくても構いません
自宅で短時間外す、軽い歩行時に外すなど、痛みの状態を見ながら段階的に進めます。
何度も繰り返す時は原因の確認が必要です
毎回同じような動作で痛む場合は、腰以外の場所に動きにくさが残っていることがあります。
かばう動きが残る
痛かった側を避けるクセがつき、反対側の腰や股関節へ負担が広がることがあります。
活動量が下がる
また痛むのが怖くて動かなくなると、体力や筋力が落ち、さらに動くことが不安になる場合があります。
別の腰痛を見逃す
毎回ぎっくり腰だと思っていても、神経症状や関節由来の痛みが関係していることがあります。
お尻に近い左右どちらかが痛む場合は、
仙腸関節性腰痛について確認する
もご覧ください。
運動してよい状態か分からない。
どのトレーニングが自分に合うのか不安。
そういう時は、痛みが出やすい動作と現在の状態を一緒に確認しましょう。
予防運動より医療機関への相談を優先する症状
腰痛を繰り返していても、すべてが一般的なぎっくり腰とは限りません。
- 急に脚や足首へ力が入らなくなった
- 両脚に強い痛みやしびれがある
- 尿が出にくい、漏れるなどの変化がある
- 便を我慢しにくいなどの変化がある
- 股やお尻の内側の感覚が鈍い
- 転倒や尻もち後から強く痛む
- 発熱や強いだるさを伴う
- 安静時や夜間も強い痛みが続く
こうした症状がある場合は、自己流の運動を続けず、早めに医療機関へ相談してください。
高幡不動院では再発した場面から確認します
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院では、いきなりトレーニングを始めません。
どのような動作で繰り返しているのか。痛みが出る前に、どのような仕事や生活が続いていたのかを確認します。
過去の発症状況
持ち上げ、前かがみ、くしゃみ、立ち上がりなど、痛みが出た動作を整理します。
腰と股関節の可動域
前へ曲げる、反らす、ひねる動きと、股関節の動きを無理のない範囲で確認します。
圧痛と筋緊張
腰、背中、お尻のどこへ緊張や痛みが残っているかを確認します。
立ち上がりと持ち上げ動作
腰だけに負担が集まっていないか、膝、股関節、体幹を使えているかを見ます。
体幹と下半身の筋力
片脚立ち、椅子からの立ち上がりなど、現在できる動きから確認します。
姿勢とモアレ検査
必要に応じて姿勢を確認し、背中の傾きや左右差、骨盤周辺のバランスを見ます。
神経症状の確認
脚のしびれ、感覚、筋力の低下がないかを確認します。
強い神経症状や骨折などが疑われる場合は、予防運動より医療機関での確認を優先します。
医療連携については、
医療機関との連携や顧問医師について詳しく見る
をご確認ください。
高幡不動院の再発予防サポート
痛みがある時と、痛みが落ち着いた後では、必要な対応が変わります。
残っている痛みや緊張を確認
腰、背中、お尻に強い緊張が残っている場合は、状態に合わせて手技を行います。強く押せばよいとは考えません。
体幹・お尻の運動
現在の筋力や痛みに合わせて、椅子からの立ち上がり、ヒップリフト、体幹運動などを段階的に行います。
必要に応じたEMS
自分で体幹へ力を入れにくい方には、状態に応じてEMSを補助的に使用することがあります。
痛みが残っている場合は、いきなり強い運動をせず、現在の状態に合わせて進めます。
施術だけで再発を防ぐのではありません。日常生活で続けられる動作や運動まで一緒に考えます。
ぎっくり腰の予防を高幡不動院へ相談しやすい理由
仕事帰りや買い物の前後にも相談しやすい立地です。
痛む場所だけでなく、持ち上げ方、立ち上がり、仕事中の姿勢を確認します。
背中、骨盤、股関節、膝、足首まで、腰へ負担を集める要因を見ます。
何を確認し、なぜその運動を行うのかを分かりやすく説明します。
学生さんやスポーツ愛好家には、競技動作と練習量も確認します。
不安な動作や生活上の困りごとを伺い、納得していただいてから進めます。
神経症状や骨折などが疑われる場合は、医療機関での確認をご案内します。
繰り返す腰痛の不安や、自宅での運動方法もご相談ください。
高幡不動駅周辺はもちろん、日野市、百草園、聖蹟桜ヶ丘、多摩市方面からもご相談いただきやすい場所です。
ぎっくり腰の予防に関係するページ
症状や原因を確認する
関連する施術・動作サポート
ぎっくり腰の予防についてよくあるご質問
Q
ぎっくり腰は完全に予防できますか?
すべてのぎっくり腰を完全に防ぐ方法はありません。ただ、運動習慣、持ち上げ方、同じ姿勢の時間、疲労管理を見直すことで、腰へ負担が集中しにくい状態を目指せます。
Q
腹筋を鍛えればぎっくり腰を防げますか?
腹筋だけを鍛えればよいわけではありません。お尻、脚、背中、股関節の動きも関係します。現在の状態に合わせて全身を動かすことが大切です。
Q
ぎっくり腰が治ったら、すぐ筋トレをしてもよいですか?
痛みが落ち着いていても、急に強い筋トレへ戻すのは避けましょう。歩行、立ち座り、軽い体幹運動から始め、痛みの反応を見ながら段階的に負荷を上げます。
Q
腰痛予防には毎日ストレッチが必要ですか?
毎日強く伸ばす必要はありません。軽く動かして楽になる範囲で行います。ストレッチで痛みや脚のしびれが強くなる場合は中止してください。
Q
コルセットは予防のために毎日着けた方がよいですか?
常に着け続ける必要があるとは限りません。痛みが強い時や負担の大きい作業時に使用し、落ち着いたら短時間外すなど、状態に合わせて使い分けます。
Q
良い姿勢をずっと保てば腰痛を防げますか?
ひとつの姿勢をずっと保つより、こまめに姿勢を変えることが大切です。良い姿勢でも長時間動かなければ、腰や股関節が硬くなることがあります。
Q
ぎっくり腰の予防は整骨院で相談できますか?
ご相談いただけます。繰り返した場面、腰と股関節の動き、体幹や下半身の筋力、持ち上げ方を確認し、現在の状態に合った運動をご案内します。
Q
何度もぎっくり腰になる場合は病院へ行くべきですか?
脚のしびれや筋力低下、排尿・排便の変化、発熱、転倒後の痛み、安静時にも続く強い痛みがある場合は、医療機関への相談を優先してください。
ぎっくり腰を繰り返している方は、痛みがない時の身体の使い方を確認することが大切です
また急に動けなくなる前に、腰へ負担が集まっている理由を一緒に整理しましょう。
ご都合に合う方法でご相談ください
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院
〒191-0031
東京都日野市高幡1002-1 ベルドミール高幡2F
TEL:042-593-8400
平日受付時間:9:30〜12:00/16:00〜20:00
土曜日受付時間:9:00〜16:00
定休日:日曜日
京王線「高幡不動」駅 徒歩1分
駐車場:4台
※このページは、ぎっくり腰の予防に関する一般的な情報をお伝えするものです。すべてのぎっくり腰を完全に防げるわけではありません。運動中に痛みや脚のしびれが強くなる場合は中止してください。排尿・排便の変化、股周辺の感覚低下、急な脚の筋力低下、発熱、転倒後の強い痛みがある場合は、施術や予防運動より医療機関への相談を優先してください。


