SCAPHOID FRACTURE
手首の親指側の痛みを放置しないために
転んで手をついてから、手首の親指側が痛い。腫れは少ないけれど、物を握ると痛む。
最初は大したことないと思っていた、という方もいます。
舟状骨骨折は、強く腫れないことや、最初のレントゲンでは確認しにくいことがあります。捻挫だと思い込まず、早めに状態を確認することが大切です。

転倒後の手首の痛みは、腫れの強さだけで判断しないことが大切です。
舟状骨骨折が疑われる場合は、まず整形外科での確認が必要です
舟状骨は、一般的なレントゲン撮影では骨折線が分かりにくい場合があります。
転倒後に手首の親指側が痛む、押すと強く痛む、物を握れない場合は、痛みが軽くても医療機関へ相談してください。
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院では、整骨院だけで判断を完結させません。骨折が疑われる時は、必要に応じて医療機関への受診をご案内します。
このような手首の痛みはありませんか?
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転んで手をついてから、手首の親指側が痛い
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親指を反らす、広げる動きで手首が痛む
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ドアノブを回す、ふたを開ける動きがつらい
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ボールを投げる、ラケットを振ると痛む
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手をつく、腕立て伏せをする動きで痛む
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捻挫と言われたが、親指側の痛みが続いている
ひとつでも当てはまる場合は、無理に動かさないでください。特に転倒後の痛みは、早めの確認が大切です。
舟状骨骨折とは、どこの骨折ですか?
舟状骨は、手首にある8つの小さな骨のひとつです。
親指側にあり、前腕と手の動きをつなぐ大切な位置にあります。
場所を簡単に確認するには、親指を外へ大きく開いてみてください。
手首の親指側に、小さなくぼみができます。この周辺は「嗅ぎタバコ入れ」と呼ばれる場所で、舟状骨骨折があると押した時に痛みが出ることがあります。
ただし、押して痛いから必ず骨折というわけではありません。腱や靭帯のケガでも似た痛みが出るため、画像検査を含めた確認が必要です。
舟状骨骨折が見逃されやすい理由
腫れが目立たないことがあります
手首全体が大きく腫れず、「少しひねっただけ」と感じる方もいます。痛みが我慢できるからといって、骨折を否定できるわけではありません。
最初のレントゲンで見えにくい場合があります
舟状骨は斜めに位置しているため、受傷直後のレントゲンでは骨折線がはっきり写らないことがあります。
数日で痛みが軽くなることがあります
最初より痛みが減ると、「もう大丈夫」と動かしてしまいがちです。しかし、骨折部が安定したとは限りません。
レントゲンで異常が確認できなくても、痛む場所や経過によっては再検査、CT、MRIなどが検討されます。
受診先や今後の流れで迷っていませんか?
「整形外科へ行くべきか分からない」「一度レントゲンを撮ったけれど、まだ痛い」という場合も、状況を整理します。
舟状骨骨折はどのように起こりますか?
多いのは、転倒した時に手のひらをつく動きです。
転倒して手をついた
自転車、階段、雨の日の路面などで転び、手首を反らした状態で体重がかかると傷めることがあります。
スポーツ中に手をついた
サッカー、バスケットボール、柔道、スノーボードなどで転倒し、反射的に手をついた時に起こることがあります。
手首へ繰り返し負担がかかった
頻度は高くありませんが、手首へ同じ負担が繰り返される競技では、疲労骨折のように痛みが出る場合もあります。
交通事故で強い力が加わった
自転車やバイクでの転倒、ハンドルを握った状態での衝撃などでも、手首を傷めることがあります。
部活中の転倒やスポーツ中の手首の痛みについては、スポーツ外傷・部活中のケガについて詳しく見るもご確認ください。
舟状骨骨折で出やすい症状
- 手首の親指側の痛み
- 親指側のくぼみを押した時の痛み
- 手首を反らした時の痛み
- 物を握る、つまむ動きでの痛み
- 床や机に手をついた時の痛み
- 手首の軽い腫れや熱っぽさ
- 握力が落ちたように感じる
手首の親指側には、舟状骨だけでなく腱や靭帯もあります。そのため、ドケルバン病や捻挫などと似た痛みになることがあります。
親指を動かした時に腱の周辺が痛む場合は、ドケルバン病による手首の親指側の痛みも関連します。
捻挫との違いを自分で判断しないでください
舟状骨骨折と手首の捻挫は、どちらも転倒後に痛みが出ます。
舟状骨骨折でみられること
親指側の限られた場所に痛みが出やすく、手をつく、握る、親指を動かす動作で痛むことがあります。
手首の捻挫でみられること
靭帯や関節包などを傷め、動かす方向によって痛みが変わることがあります。小指側が痛む場合はTFCC損傷なども考えます。
見た目や痛み方だけでは区別できないことがあります。骨折・脱臼・捻挫の違いを確認するも参考にしてください。
舟状骨骨折を放置するリスク
舟状骨は、場所によって血流が届きにくく、骨がつきにくいことがあります。
骨折に気づかず手首を使い続けると、骨折部がつかない「偽関節」になる場合があります。
偽関節が続くと、手首の動きが悪くなったり、力が入りにくくなったり、関節の変形が進んだりすることがあります。
痛みが軽くなったことと、骨がついたことは同じではありません。
怖がりすぎる必要はありませんが、転倒後の親指側の痛みは「様子を見ながら使う」のではなく、一度きちんと確認しましょう。
このような場合は医療機関を優先してください
- 転倒後、手首の親指側を押すと強く痛む
- 手首が大きく腫れている
- 見た目の変形がある
- 指に強いしびれがある
- 指先が冷たい、白い、紫色になっている
- 傷口があり、出血している
- 一度受診した後も、親指側の痛みが続いている
強い症状がある時は、無理に押したり動かしたりせず、手首を安静にして受診してください。
病院ではどのような確認をしますか?
問診と触診
どのように転んだか、どこを押すと痛いか、どの動作で痛むかを確認します。
レントゲン検査
舟状骨を見やすくするため、複数の角度から撮影することがあります。
CT・MRI検査
レントゲンで分かりにくい場合や、骨折の位置・ずれ・骨の状態を詳しく確認する場合に検討されます。
治療は、骨折の場所やずれの程度によって異なります。固定で経過を見る場合もあれば、手術が検討される場合もあります。主治医の説明と指示を優先してください。
高幡不動院で確認すること
高幡不動院では、いきなり施術に入るのではなく、まず状態を確認します。
ケガをした状況の確認
いつ、どのように転んだのか、手のひらをどの向きでついたのかを伺います。
痛む場所と腫れの確認
親指側のくぼみ、手のひら側、手首の中央など、痛みが出ている範囲を確認します。
指・手首・前腕の動き
医療機関で骨の経過が確認されている場合は、手首の曲げ伸ばし、前腕を返す動き、指のこわばりを確認します。
日常生活や競技動作
ペンを持つ、バッグを持つ、パソコンを使う、ボールを投げるなど、困っている動作を具体的に確認します。
エコー検査
必要に応じて、骨表面や周囲の軟部組織を確認する参考として使用します。ただし、舟状骨骨折の確定診断や骨癒合の判定を置き換えるものではありません。
骨折が疑われる場合や、骨の経過が不明な場合は、施術を優先せず医療機関への受診をご案内します。
医療機関との連携については、医療機関との連携や顧問医師について詳しく見るをご確認ください。
医療機関で確認した後の回復期サポート
舟状骨骨折の治療中は、主治医の指示が最優先です。
骨の状態や固定期間を確認せず、骨折部を強く押したり、無理に手首を動かしたりすることはありません。
指・肘・肩の動きを保つ
固定中や固定後は、手首をかばうことで指、肘、肩まで動きにくくなることがあります。許可されている範囲を確認しながら、周辺の動きを整えます。
手首と前腕の可動域サポート
固定が外れ、主治医から運動を許可された後は、手首の曲げ伸ばしや、手のひらを返す動きを段階的に確認します。
M&Mによる関節運動の確認
手首だけを見るのではなく、前腕、肘、肩のつながりを確認します。痛みのない範囲から、日常生活で使いやすい動きを目指します。
回復期の物理療法
医師の方針、骨の経過、固定の状態を確認したうえで、MCRやMCCなどを回復期のサポートとして検討することがあります。
握る・支える動きの練習
痛みと骨の経過を確認しながら、軽い物を持つ、つまむ、支えるなど、必要な動作へ少しずつ戻していきます。
施術内容は全員同じではありません。骨折の位置、固定期間、手術の有無、主治医の指示、仕事や競技内容に合わせて調整します。
関連する施術・回復期サポート
部活・スポーツ復帰を急ぎすぎないために
学生さんからは、「試合が近いので早く戻りたい」という相談もあります。
その気持ちはよく分かります。ただ、痛みだけを基準に復帰すると、手をついた時や接触時に再び強い負担がかかることがあります。
復帰時期は、骨の経過について主治医の判断を確認することが大切です。
そのうえで、高幡不動院では手首の動き、握力、競技動作、転倒時の手の使い方などを段階的に確認します。
「痛くない」だけでなく、「競技の負荷に耐えられるか」まで確認することが大切です。
高幡不動院が大切にしていること
状態を確認してからお話しします
痛む場所だけで決めつけず、ケガの状況、医療機関での検査結果、生活で困っている動作を確認します。
必要に応じて医療機関へつなぎます
骨折が疑われる場合、痛みが強くなっている場合、骨の経過が分からない場合は、医療機関への相談を優先します。
スポーツや部活の状況まで確認します
競技種目、ポジション、大会日程まで伺い、無理な復帰ではなく段階的な復帰を一緒に考えます。
女性や初めての方も相談しやすい環境
施術内容や検査の目的をできるだけ分かりやすくお伝えし、納得していただいてから進めます。
高幡不動駅から近く通いやすい
京王線・多摩モノレールの高幡不動駅から近く、日野市、高幡不動、百草園、多摩市方面からもご相談いただいています。
手首の痛みに関連するページ
舟状骨骨折についてよくあるご質問
舟状骨骨折はどこが痛くなりますか?
手首の親指側に痛みが出やすく、親指を広げた時にできる手首のくぼみを押すと痛むことがあります。
腫れていなくても骨折していることはありますか?
あります。舟状骨骨折は腫れが目立たない場合があるため、転倒後に親指側の痛みが続く時は医療機関へ相談してください。
レントゲンで異常なしでも舟状骨骨折の可能性はありますか?
受傷直後は骨折線が分かりにくい場合があります。痛む場所や経過によって、再検査やCT、MRIなどが検討されます。
痛みが軽くなれば運動しても大丈夫ですか?
痛みが軽くなっても、骨がついたとは限りません。スポーツ復帰は主治医による骨の経過確認を優先してください。
舟状骨骨折は整骨院で治せますか?
骨折の診断や治療方針の決定は医療機関で行います。高幡不動院では医療機関での確認を優先し、医師の指示に沿って固定後や回復期の動きについてご相談を承ります。
ギプスが外れた後も手首が硬いのはおかしいですか?
固定後は手首や指が動かしにくくなることがあります。主治医から運動を許可された範囲で、少しずつ動きを戻していくことが大切です。
部活やスポーツへの復帰相談もできますか?
はい。主治医の判断を確認したうえで、手首の動き、握力、競技動作を見ながら段階的な復帰を一緒に考えます。
転倒後の手首の親指側の痛みは、我慢して使い続けないでください。
骨折が疑われる時は医療機関での確認を優先し、固定後や回復期のお悩みは一緒に整理しましょう。
多摩鍼灸整骨院 高幡不動院
〒191-0031
東京都日野市高幡1002-1
ベルドミール高幡2F
TEL:042-593-8400
平日受付時間:9:30〜12:00/16:00〜20:00
土曜日受付時間:9:00〜16:00
定休日:日曜日
京王線「高幡不動」駅 徒歩1分
駐車場:4台
※このページは、舟状骨骨折に関する一般的な情報をお伝えするものです。骨折の診断、治療方法、固定期間、手術の必要性、スポーツ復帰時期は、骨折の位置や状態によって異なります。転倒後の強い痛み、大きな腫れ、変形、指のしびれ、指先の冷たさや色の変化、傷口がある場合は、医療機関への相談を優先してください。